牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

柚餅子(ゆべし)を作る

埼玉の実家で貰って来た「柚子」今年は小振りだって言っていた。
遺伝子でなくて天候のせいだと言う。そんな事もあるだろう。売り物はかなり大きい。
郷里に居た時には気が付かなかったが、柑橘系の樹木があんなに多かったものか‥

助役にとって窮屈な夫の実家で何が良かったって、柚子が“がっぽり”手に入った事(*^ー^*)
そんな柚子で色々腕を揮って作っているけど、この週末は『柚餅子』(ゆべし)作りに挑戦!
(寒造里も同時履行)
柚餅子とは『戦国時代に武士が戦に携行した保存食の1つで、ユズをくりぬいた釜に練り味噌を詰めて蒸かし、寒くて乾燥した冬の気候を利用して干す珍味系の加工食品』って言う事(無断転載)
助役も戦国時代の携行品なら“乾飯”(かれいひ)を炊飯釜で以前から製作していたけど、最近はドウなのだろう?チョッと“珍味系”って言うのが気になるが、柚子と言えば『柚餅子』だそうだ。

イメージ 1小ぶりな柚子を吟味して選ぶ。
別に雪に晒して、まろやかにしている訳ではない^^

イメージ 2イメージ 3
皮を残して中を刳り貫く、皮と蓋は容器になるので間違わないように、取り分ける。
実と種に分けて、種は別用途のリキュールに、実は『寒造里』に使用。
無駄なし

イメージ 4普通の柚餅子では「胡桃」を使用するらしいが、今回は自家製「胡麻」を使用!
胡麻を良く炒って香りがしてきたら摺る。
ホント擂鉢と擂粉木が大活躍だ。

イメージ 5イメージ 6
胡麻が摺れたら、味噌と砂糖、少々の柚子胡椒の残り足し、良く混ぜる。
ソウ、助役は左利き^^

イメージ 7“柚子の釜”に混ぜた味噌を八分目程に入れる。

イメージ 8柚子の蓋をして30分程蒸す。

イメージ 9だから欲張って詰めると、
蒸して溢れるって書いてあるのに‥
溢れた味噌を、パクパク食べる。
これが、美味しいぃぃ!
胡麻がたっぷりでいい風味^^

イメージ 10仕切り直し(´ε` )

イメージ 11冷暗所って言うか、酷寒の車庫に和紙に包んで吊るす。
1~2ヶ月干す。
完成後は柚子の風味が絶妙!って話。
楽しみ!春よ来いです^^