牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

餅搗きへの道~TheLoadofMochi~【籾摺り】

【第二部】籾摺り

そんな事で去年の稲刈りに参加して何故か“もち米”を1束頂いた。
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暫らく稲干しをしていたが、「食べよう」「食べよう」と、思って居たけど結局年末になった。
籾米はず~っとチュー太郎に食べられない様に保存。

最近の市販の米は、雑煮なんかに入れておくと良く溶ける。
忘れて鍋底なんかに沈んでしまうと、気が付けばベットリ鍋底に層になっていることも在る。
なぜ、良く溶けるのだろう?
トウモロコシ等の澱粉を添加しているからだろうか‥。

僕の実家では、母方の実家から“熨斗餅”と祖母の実家の造り酒屋の蔵元から“酒粕”がドッサリ届いたものだ。
当然、杵つきのモノで美味しかった。初七日が過ぎる頃にはチラホラ黴が生えたりして、ゴリゴリ削って食べ、最終的には“揚げ煎餅”なんかにしておやつにしてくれた。あー懐かしい。母親も良くやってくれた‥。

そこで思い出したのが、乾したままの“餅米”それも“籾”のまま。
これで正月の餅を作ればいい。
でも、“籾摺”“精米”“餅つき”を経なくてはならない‥

で、まずは“籾摺”
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籾を擂鉢に入れて擂粉木でゴリゴリ、籾米が飛び散る。
飛び散るので、大き目のボールに入れる。が、全然駄目‥。
バラバラと炬燵の上に散らばる。
テレビを見ていた助役は「うるさぁぁい」と手伝わないのに
“おかんむり”κ( ` ω´)κ
「そんなの野球ボールてやるって書いてあったじゃないっ」
「?」なにやら僕が助役に教えたHPに書いてあったそうな‥。
ボール‥ボール‥って探してたら、あった!今年のNHK杯で貰った“ヤッコボール”!
イメージ 6ゴリゴリ。ボロボロ。
沢山入れたらこぼれ捲くり‥。









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なので適量を量りつつゴリゴリと籾摺
ボールに一杯あるのに途方に暮れる。

これが30日の夜。
三谷幸喜の『有頂天ホテル』など観ながらの作業。
助役は僕が横でゴリゴリと作業して煩そうだったが、特に軽妙な台詞まわしもなく、作業しながら見るのには丁度いい。
12人の優しい日本人までだったネェ~」って助役
「そうだね‥」

日付かわって、チャングムの誓い総集編が終わる頃に作業中止。
ふぅ~。
右手の握力が無くなったぁ~(*´ω`*)ノ