牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

常滑“やきもの散歩道”

潮干狩りへの道は順調で知多半島に突入していた。
これでは、干潮時よりもかなり早く現地に着く事になってしまう‥。
だもんで、以前から行ってみたかった焼き物の街「常滑」に立ち寄ってみた。

 

セントレア空港なんて名前の空港が出来たお陰で、高速で常滑市まで一直線。(でもチョッと間違えた)
“焼き物散歩道”なる市街地の小径を歩けば街の風情を味わえると言う。
常滑焼とは植木鉢とか昔の排水管とかに多用されたアレだ。
イメージ 1イメージ 2
街中には使われなくなった煉瓦造りの窯が沢山残っており、捨てられた?土管(排水管)、焼酎瓶や硫酸瓶で法面の土留めを構成している。
4個孔の開いているのは昔の電線管だそうな。現在のコンクリ製も同様の形だ。ふぅぅん昔は陶製だったのか‥
イメージ 3イメージ 4
有名な“土管坂”と登り窯の煙突
土管坂なんかは逆光で上手く“しっとりと”映らない。やはり庭園写真みたいに“打ち水”して撮影しないと‥
イメージ 5イメージ 6
路面も焼き物で舗装されている。僕も設計で良く瓦を敷き詰めた園路を描いたけど、単価がなくて没にされたなぁ~。
土留めの瓶の中には色々な小動物の棲家になっていたり、心無い観光客が吸殻を詰めたり‥
イメージ 7イメージ 8
“土管坂”でなくても味のある坂道は沢山ある。この“生活臭さ”があるからこの散歩道はいいのだろう^^
土木的には強度がドウなのかチョッと(かなり)心配だけど‥
イメージ 9イメージ 10
そんな散歩道には待ってましたとギャラリーや土産物屋も多く、助役は以前から欲しかった(らしい)茶香炉を購入^^
散々悩んで、決めて購入したら「早くしないと潮が満ちてくる!」って先を急ぐ^^
僕は急須が欲しくて悩む。でも、急いで選びたくないし‥。湯飲みも合わせたいし‥。この茶漉しの網目が素晴らしくて、素晴らしくて‥。
う~ん‥、また来よう(て事にしよう)┐(´-`)┌
ワインや濁酒、焼酎用にも甕が欲しかったけど、結構なお値段で断念‥
イメージ 11イメージ 12
高台から見渡すと、煉瓦の煙突が聳えている。
チラホラ高層マンションでスカイラインを乱されているけど、象徴的な景観って言っていいだろう。
映画「キューポラのある街」でオープニングで溶解炉の煙突が映し出されていたのを思い出す。(かなり古い)
パンフレットには『この街のスズメは皆“真っ黒”で子供が他の街のスズメに模様があるのに驚いた』って書いてある。
とほほ。僕が煙草の煙がドウの‥って言っているどころではなかったのだろううナ。
街の家の外壁が綺麗に黒で統一されているけど、『そもそも汚れて黒くなったんでは?』って助役もまんざらでない推理をしている。
イメージ 13僕は、せめて植木鉢か漬物瓶を買って行きたかったけど、近くのホームセンターで買った方が安そうだし‥でも、産地で買いたいし‥。悩んで結局止める‥。家がそんなに広くないからだ^^

 

ホントまた来よう。
結果的には朝に立ち寄っておいて正解だった。
散歩道への駐車場も決して広くなく、人も疎らなうちに散歩が楽しめたからだ^^
急須欲しいなぁ~。そろそろ、また新茶の季節だしぃ~