牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

芋焼酎を造る

芋焼酎を造りました
薩摩芋はジャガイモとかに比べて保存がきかないので、長く楽しめるように焼酎にしてみました。
買ってまでやりません。苦労して作った薩摩芋なんで干芋にもしましたが、始末出来ません。
なら、どぶろく化で糖度を上げ、糖度をアルコール化するコトで保存をする‥
手間は掛かりますが、作物を無駄にすることは出来ません‥。

イメージ 1薩摩芋は食べ切れなかった紅東と紫芋を使用しました。
よく洗って皮を剥きます。

イメージ 2圧力鍋で蒸して、フードプロセッサーで糊状にします。
蒸し器でやるよりガス代が節約出来、時間も掛かりません。
潰した芋に水と米麹を加え“芋どぶろく”を作ります。
左の写真は“芋どぶろく”です。
これは飲んでも美味しくないです(´ε` )
“芋どぶろく”濾した時に多量の“芋カス”が出るん
だけどこれはお菓子に出来るかや?

イメージ 3サラシで濾した“芋どぶろく”を圧力鍋で抽出ます。
この為に沢山ある圧力鍋から、手に入る最良(安価)の物をホームセンターで購入してきました。
蒸気は減圧弁からチューブとアルミパイプで冷却器へと接続しました。
弱火で加熱し沸騰しないように注意します。芋カスが減圧弁に詰まって鍋が暴発する可能性があるので少量ずつ蒸留します。
注!圧力鍋の取説にはアルコールを熱するなかれとあります

イメージ 4冷却器は安価な漬物樽と熱伝導の良い銅製のパイプを利用してます。
ホームタンクからの灯油パイプ(新品)を分けて貰って来ました。
折れない様に円柱の型に沿ってパイプを巻いては樽の中に配置します。漬物樽も下部から水道水を注入出来るようホースを繋ぎ、熱交換後の温まった水が上部から排出されます。まぁ、理科の実験みたいなモノですな‥。ただし、かなりプラ桶内の冷却水はアチチになり排出されます。

イメージ 5パイプ内で冷却された“芋どぶろくの蒸気”は“芋焼酎”になり、床に置いた瓶の中に溜まります。
最初に沸点の低いアルコール分が抽出され徐々に水っぽくなったら、圧力鍋の芋どぶろくを交換します。
滴る熱々の焼酎をズズッっと頂くと「くぅ~!!」五臓六腑に沁みわたります。

日本では1%以上の酒類を作る場合は免許が必要になりますので、蒸留してもアルコール度数が1%未満となる様に“芋どぶろく醸造時に多量の水を加える様にします。念の為(´ε` )


味見し過ぎると‥結局保存するほど溜まりませんが、蒸留を繰り返すコトでアルコール度を高めることが出来る理屈です。上にも書いたように念のため‥

焼酎は甕で保管というか熟成させるのだろうケド、ワインを蒸留したりすればブランデーの原酒ってコトで、オークとかの樽に入れて香りつけをするってコトですな‥
いずれ試してみたかったけど‥