『運転しない選択』をさせるのはいいけど‥ ～『池袋暴走事故』当初所感

『池袋暴走』『上級国民』と新たな四字熟語が生まれている昨今‥
死亡した母娘の遺族で夫であり父親の会見があったようだ‥

「最愛の妻と娘を突然、失い、涙することしかできず絶望しています。娘がこの先どんどん成長し、大人になり、妻と私のもとを離れ、妻と寿命尽きるまで一緒にいる。そう信じていましたが、たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました。悔しくて悔しくて仕方がありません」
「この数日間、何度もこの先、生きていく意味があるのか自問自答しました。しかし、同時に今回の事故での妻と娘のような被害者と私のような悲しむ遺族を今後、絶対に出してはいけないとも思いました」
「危険運転をしそうになった時、亡くなった2人を思い出し、思いとどまってくれるかもしれない。そうすれば、亡くならなくていい人が亡くならずに済むかもしれない」

涙なく聴けない遺族の会見だった。もらい事故死とは全くをもって無念なもの‥。事故に自分の落ち度が無ければなおさらのこと‥。あの時、忘れ物を取りに戻らなければ、お釣りが多すぎたとレジで正直にならなければ‥等々、全くのつこうなタイミングで事故につながるもの‥高齢のお父さんがクルマで連れて行くと言っていたのを断って、ベビーカーで歩いていたとかだったらドウだろう‥なんて考えてもしょうがない‥

『車に乗るな』『免許返せ』『殺意なき殺人』言うのは簡単だ、
「年寄りは車で出掛けるな」「家でテレビ観てろ」「詐欺が多いから電話には出るな」「新聞なんて読んでないなら止めろ」「散歩には反射材つけろ」言うのは簡単だ
では、車がなければ生活はどんなものだかな？
街の商店は、全て集約して郊外のスーパーへ‥商店街の本屋もバイパス沿いの大規模店に、何もかも旧市街地のシャター街に細々か郊外の大規模か‥どちらかだすな‥

車乗るな！って言っている息子娘も決して同居していないだろう、一人か夫婦だけの老人から車を奪って、独りで暮らさせて危ないから出掛けるな、老人は家にいろ‥
こんな世の中になるのは、昭和の末期から判っていた事‥右肩上がりの経済成長なんてバブルの末期でも言っていたけど‥
人口は当時は『釣鐘型』って言っていたかな？

車で自分で買い物に行かなきゃ生きていけないような世の中にしておいて、乗るな乗せるな‥
勝手なものですな‥
「じゃぁ一緒に暮らそうか？」なんてことになるのかな？
ソレはソレで、ご老人も新たな家族がやって来て生活の干渉されても嫌なものだろう‥

どうすればいいのかね‥
誰が、こんな小世帯だらけの世の中に持っていったのかね‥

そ～言えば、脱法ハーブ運転は無くなったのかな？報道ないけど、いっとき凄かったけど報道してないだけなのかな？
高齢ドライバーの事故が多く報道されているけど、年代別で調べれば若年層の事故のほうが全然多いとのこと‥
ナニが違うって、無謀運転？無茶運転と無意識、無感情運転ってコトかな‥
弱い者いじめの様でチョッと可哀想かな‥