土器っ！

仕事に行っている『坂城～更埴バイパス』の事業地なんだけど‥

　
長野市の南端である篠ノ井塩崎ってトコで『塩崎遺跡』って弥生期から平安中期って言っていたけど、

住居跡等の発掘調査をしているトコがあって、発掘で剥がされた表土が大きな山になっていてその残土を利用させて貰うコトになってさ‥
良く見れば、沢山の土器の破片が露出している‥。
みたいなのでポロポロと拾ってみた。

何個かポッケットにあった買い物袋に入れて‥帰宅して洗ってみた‥
助役サマは「植木鉢じゃないのぉぉ～？」って半信半疑‥
　
ゴシゴシ水道で洗って‥縄目？紋様？のあるものや、ツルンとしたモノ‥いろいろ‥

う～ん‥
植木鉢色もあれば、グレーっぽいの白っぽいの‥
列島も、都の方じゃ飛鳥時代とか奈良時代とか“シャモジ”を持って澄ましている中性っぽいヒトが生活している頃でも、この辺りではまだまだ“登呂遺跡”みたいな骨格を萱で覆った様な家で煮炊きしていた様な‥

この写真は3月中旬に撮ったから雪が残っているけど、遺跡調査の冬季休業中でシートで養生されている状態‥
千曲川が近いから洪水？で土砂が１ｍ位覆っているみたい。

ちなみに調査が終わったら、バイパス事業開始まで穴に落ちない様に埋め戻しておくとさ‥
で、上をバイパスが走るコトになって永遠に人目に付かなくなるってコトらしい‥
ふ～ん‥って感じですな‥
今まで歴史って殆ど気になって来なかったけど、爺さんに近付くにつれ興味が湧いて来たような‥
所詮、歴史を子供に教えたって殆ど意味なしって思っていたし‥ね

今度、遺跡発掘のバイトでも機会があれば参加したいね。一日中しゃがんで腰が痛いんだろうな‥
【参考】　塩崎遺跡群