県林務部の鳥フル危機管理の方向性‥？

さきほどＮＨＫラジオの長野ローカルニュースで‥

県が鳥フル対策本部を設置
２７日小諸市で野鳥の死がいが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの疑いがあることがわかったことを受けて、長野県は、２８日対策本部を設置し、ニワトリを１００羽以上飼育する県内すべての養鶏場を獣医師が巡回し、感染予防の指導を進めていくことを確認しました。
２７日、小諸市で野鳥のコガモ１羽の死がいが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの疑いがあることがわかりました。
長野県では、これを受けて２８日、対策本部を設置し、初めての会議を開きました。
この中で、本部長をつとめる阿部知事は、「いまのところ予断を許さない状況だ。危機管理体制を確認して万が一に備えてほしい」と指示しました。
そして、会議では、愛知県内での鳥インフルエンザを受けて長野県がおとといから始めているニワトリを１００羽以上飼育する県内１２６の養鶏場を獣医師が巡回して感染予防を指導する取り組みをさらに徹底して進めることを確認しました。
また、現在、鳥取大学で行われているコガモの死がいの遺伝子検査で、「強毒タイプ」の鳥インフルエンザと判明した場合には、感染予防のために県が、県内すべての養鶏場へ消石灰を配布したうえで、消毒を行うよう指示することを確認しました。　01月28日　13時10分

また、２７日以降、「鳥の死がいがある」と市民からの通報が殺到しているとの報道‥
しかし、県(林務部)は鳥インフルエンザへの感染の可能性の高い鳥種のみ簡易検査を行ったという。
感染の可能性の低い鳥種は“何もせず”ってコトらしい‥

鳥からヒトへの感染の可能性は低いと言われていても、鳥なんだから、簡易検査なんだから‥
検査すればいいのに‥
年間鳥の死がいの通報は数件しかない言うのに、今こそ“仕事”を摺るべきではないのか‥？

ちなみに数年前から下記の様な製品が市販されているらしい
コレによって従来１日掛かっていた検査が１０～１５分で済むという‥

【ポクテム トリインフルエンザの概要】
　・製品名：ポクテム トリインフルエンザ
　・テスト数:10テスト/一箱
　・測定時間：15分
　・販売地域：日本
　・販売対象施設：家畜保健衛生所など

県は在庫しているのか‥？
検査したからドウだ‥ってコトでなく、ドウ危険を予知していたか‥という事‥
「マニュアルになかった」「想定外だった‥」なんて聞きたくないね。

【追記２月５日】
長野県林務部プレスリリース 平成23年(2011年) ２月４日
『鳥インフルエンザに係る野鳥の監視状況についてお知らせします』
長野県林務部プレスリリース 平成23年(2011年) ２月４日
『小諸市において回収されたコガモの死亡個体については、鳥取大学での検査の結果、鳥インフルエンザウイルスは陰性でした』
陰性でした‥引き続き、農家への衛生対策の徹底及び野鳥の監視ヨロシク！ってコト‥
そんな、結果違いで大損したヒトも居るんだろうけど‥

まぁ大事じゃなくて良かったね‥