最初の頃は見ていた今期の朝ドラ『なつぞら』だけど、牧場と帯広市街の地理的な不合理と上京してからの実兄の振る舞いに嫌気がさして離脱した‥。
当初からオープニングがフルアニメーションで、アニメ化したヒロインが大小の動物たちとお戯れの様子‥。微笑ましいと言った方がいいのだろうけど‥
こんなヒロインが動物と仲が良いのは、ディズニーアニメから始まり、日本のアニメにも沢山ある。ひねくれ者と言われるだろうけど、訂正、ひねくれ者だけど‥これらを見続けて育ったヒト達は、“子熊＝可愛い”と何処かで思ってしまうのでは？って心配‥他の動物はいいけど、熊さんはねぇー『森のくまさん』みたいな擬人化した歌もあるし、童謡と絵本の世界も罪深いね‥
色々熊遭遇のニュースには接しているだろうけど、ココロの何処かで“子熊＝可愛い”って刷り込まれていく‥『子熊が居たら親熊が居るっ！』って思わなくてはイケナイのに‥話し合えば判ってくれる、こちらがココロを開けば‥なんてコトは彼らには通用しないし‥
ソウはいっても、実際に出くわした時にボクも折角だからって、写真撮っちゃうし‥いつもカメラ首から下げてる仕事だったしね‥
あと、宮崎アニメの主人公の超人的な振る舞いもチョッとね‥。若しかしたらこの崖や２階から飛び降りたり、隣のビルに飛び移っても大丈夫なのでは？って、何作品も見ているとそんな気がしちゃうもの‥
空を扱う作品も多いけど、雲ってあんな状態じゃないし‥基本的には霧と同じって‥みんな分かっているのだろうけど、脳の何処かにアノ映像が見え隠れする‥困った
あと、キレイな海底の見える津波‥こればっかりは東日本震災時の気仙沼港の重油と建材が海面で燃える映像は上空からしか見えなかったけど、今回の佐賀武雄市のオイル流出とかより身近に映像があると臭いも伝わってくるよね‥
アニメの夢の様な世界に、汚泥で真っ黒になった津波や、飛んでくる火山弾に迫る火砕流を挿入しても誰も見たくないだろうけど、まったく現実と違うのもチョッと‥なんとか“刷り”合わせたいもの‥ん？“擦り”合わすですな‥
以下、ニアミスだったり鉢合わせだったり‥やっぱり写真がないと‥って思うとまず写真撮っちゃうよね‥ソレが命とりだったり‥
ボクの職場関係ばかりだけど、助役サマと秋田の澄川地熱発電所近くで車に驚いてあたふた逃げる子熊を「可愛いぃ～♪」って言っているのを聞いて「親熊が体当たりしてくるぞぉ！」って言っていたことを思い出したねぇー
