牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

カシラde焼鳥ならぬ焼豚(ton)duねぎまfeaturing東松山やきとり

イメージ 1近頃は、自転車通勤なので途中で寄り道をしていると汗が冷えて寒いので、2月2日朝みたいに積雪があって自転車を断念した時には車でスーパーに寄って帰ってくるコトになる。
歳をとって、年中同じ牛豚鶏の精肉売り場より季節ごとに旬のモノが変わる鮮魚売り場の方に興味があるのだけど、今日は珍しいのかいつも見落としているのか、『豚のカシラ』を売っていて即購入してみた。
豚のカシラと言えば‥郷里の名物『やきとり』ならぬ『やきとん』の主要使用肉部位ですな‥

せっかくなので、並んで販売していた『砂肝』『鶏皮』『豚レバー』も購入‥。
今夜は串焼きってコトで‥

竹串が見つからずヤキモキしたけど、なんとか‥。ネギもウチの畑で抜いて来たモノが多数備蓄してあり『ねぎま』にするコトでカサを増やす‥

この『ねぎま』って言うのは、元来はネギとマグロの『葱鮪鍋』や串に差して焼いたりする食べ物のコトらしいのだけど、いつの間にか鶏肉とネギを串に刺した焼き鳥を指すようになってしまったとか‥。

また、『ネギトロ』って言うのもあるけど、マグロの中落ちをスプーン等でそぎ取る(ネギ取る)ことに由来するらしいけど、回転すし店で出しているネギトロのマグロらしき部分は加工で残る端材と油脂や調味料、着色料などを加えペースト状に加工したものであると言う‥。
そもそも、100円/皿などとうたっている業界は代用食でしかないよね‥。あたりまえか‥

今では自動串打ち機ってモノもあるみたいだけど、やきとり業界も『串打ち○○年‥』とかあるんだろうな‥。かつて郷里のやきとり屋なんて自宅の一角を改造して店舗にしている様なトコだらけだったから当然手作業だっただろうな‥。

近頃、幅を利かせているチェーン店とか拡大路線の店は原価を抑えるためにどうせ格安のブラジル産鶏肉を東南アジアか中国で串打ちさせて冷凍のまま輸入して自動串焼き機で焼いてバンバン売っているんだろうな‥。

って書いているのも、結構串打ちが面倒だったから‥

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東松山名物の『みそだれ』は作るのが面倒なのでハーブ入り塩で、新調したガスコンロの魚焼部門で‥
炭でジリジリ焼きたかったけど、室内は現在室内干しの洗濯物だらけでそんな訳にも行かず‥

でも、美味しかった。カシラ肉って豚の頬からコメカミらしいのだけど、連中はいつも咀嚼しているからあんな柔らかな肉になるんだろうなぁ~って‥

東松山とか埼玉県中部はかつて養豚が超盛んで、関越自動車道を窓を開けて走っているば養豚場の臭いで咽るくらいだったね‥。ウチの近所にも豚を飼っている農家があって良く眺めに行ったし、出産時には悲鳴がウチまで聞こえて来たね‥。出産だったのか?屠殺だったのか?他かも‥?

今でも寄居PAの上り線には、『風向きで養豚場が臭くてスミマセン』なんて、後から施設作って先住者の悪口書いてまことに失礼なんだけど‥。そんなフレッシュな豚肉は近所の滑川の屠殺場で処理されて‥だもんでレバーも生で食べれたよね‥。今ではないのかな?

駅前のぼたん通りなんて夕方はやきとりの煙で前が見えないくらい(チョッと大袈裟)だったかな‥(^_-)
こどもの頃は「『やきとり』の平仮名の店が焼き豚で、漢字の場合が焼き鳥なんだよ‥」って言っているヒトが居たけど、まだやきとりを愛食する年頃でもなかったから真偽は良く判らぬまま‥

で、なんで東松山のやきとりは『みそだれ』なのかを何回か書いたかもだけど‥
戦時に近所の吉見百穴と岩粉山辺りを地下軍需工場として中島知久平氏が、群馬県新田郡尾島町に開設した「飛行機研究所」が「中島製作所」になって、兵器の航空化と共に拡大路線で北多摩郡武蔵野町西窪の「中島飛行機武蔵野製作所」が疎開先のひとつとしたのがココ「吉松工場」ってハナシ‥。

朝鮮半島から日本に出稼ぎに来ていた多くの人々が集められて工場建設に従事して、戦後そのままこの辺りに残ってやきとり屋をはじめて、『みそだれ』がある‥って理解していたんだけど‥。違うのかな?

長野市郊外の大本営疎開地の防空壕と背景が似ているかな?

イメージ 4ついでに賞味期限のかなり過ぎた豆腐があったので『ピータン豆腐』をこさえました‥。
コッチも美味しいです。
食べ過ぎかな?