牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

アニサキス中毒は自己責任で?(注意喚起で責任逃れ?)

なんだかネタが無いので、8月に近所のスーパーの鮮魚売り場で『あれっ?』っと思ったコトを‥

イメージ 1『鮮するめいか』
アニサキス等が寄生している場合がございます。
お刺身調理にはご注意ください』
ですと‥
チョッと前なら『刺身用』『生食用』なんて標記してあった気がしたけど‥
もっとも、「茹でタコ」「茹でホタルイカ」「茹でワカメorメカブ」「茹でシラス」なんかが『生食用』って販売されているのもなんかヘンだなって思うけどね‥

まぁ、書いてあるから中毒で激痛になっても鮮魚売り場に苦情を言いに来ないでね‥ってトコかな?

ボクもそんなに鮮魚&イカを入手した記憶はないけど、北海道でカラフトマスを釣り捲って刺身で食べ捲ったりした時にはキャンプ場でよく「寄生虫には気を付けろよっ‥」って地元のヒトに言われた様な‥
あとは、姫川港でホタルイカを掬いに行って刺身で食べる時にドキドキしたり‥同じく姫川港でアオリイカを釣って刺身で食べる時にドキドキしたり‥
取りあえずホタルイカは7%居るっていうアニサキスの確立には当選しないで乗り切ったり‥

そんな『アニサキス』についての考察‥※たしか過去にも何度も考察していると思うけど‥
古くは森重久弥さんが〆鯖であたったから、近頃でもタレントさんが収録に穴を空けた原因は‥
とかで突然の腹痛‥。
実際に見たコトないけど、白色の少し太い糸状、渦巻き状で寄生していることも。長さは2~3センチくらいなのかな? 魚肉に頭を突っ込んで居たり、既に魚肉に到達していたり‥
※良く咀嚼すれば殺せる ※酢で〆れば大丈夫
とか都市伝説があるけど、どれもアニサキスは潜り抜けてしまうとのコト‥

イメージ 2 イメージ 3
見たくないけど、こんななんだねェー

では、アニサキスの一生ですが、判り易い図入りで‥
イメージ 4
食べもの暦 平成28年10月号 鮭/アニサキス食中毒を予防しましょう東京都福祉保健局
アニサキスは海産魚介類やクジラに寄生する線虫の一種。幼虫が寄生した魚介類を生(不十分な冷凍や加熱不足のものも含む)で食べると、人の胃や腸壁に侵入して胃腸炎などをおこす。

予防方法は、「加熱」「冷凍」「取り除く」のいずれかです!
「加熱」 60℃1分以上 中心部までしっかり加熱。表面をあぶるだけではアニサキスは死にません。
「冷凍」 マイナス20℃24時間以上 内部まで完全に凍結しないとアニサキスは死にません。
「取り除く」 鮮度を徹底!目視で確認!

新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除きましょう。また、刺身で食べる際は、目視で除去します。
筋肉にも寄生していることがあるので十分に注意!

※アニサキスは、通常の料理で用いる程度のお酢、わさび、しょう油では死にません。

マンガ)あるアニサキスの一生アメブロひろりん氏の体験漫画。非常に判り易いマンガに構成されています。他の寄生虫漫画もLikeIt!

さて、オキアミを食べる魚介類の図の中にサンマの絵が入っているコトに気が付いたように、『ワタが美味』って言われボクも好きなサンマも中間宿主・待機宿主とのコトですな‥。
コレは気を付けないと!!

良く火を入れないと魚が獲られて死んでからアニサキス幼虫が内臓から筋肉に移動するとのコトで、その頃に刺身を加工して刺身と一緒にヒトの消化器官へ‥。ヒトの消化器官が酸が強いために体内へ移動しようと胃壁または腸壁を食い破るために激痛が走るとのコト‥
 内視鏡で覗いて摘まみ出すのが治療法とのコト‥怖い‥

さて、何度もココで取り上げている様だけど、回転寿司屋のサーモン‥。スーパーでもアトランティックサーモンとかトラウトサーモンとか売っているけど、サーモンの握りなんて刺身は昭和では考えられなかったモノ‥

サケって言ったら生では『ルイベ』って、-20℃で24時間冷凍したモノの冷凍のままか解凍したモノを飲み屋のツマミで食べたコトがあるけど、回転寿司のネタを機械で固めたシャリに載せるだけの偽寿司職人(店員)に聞いたコトがあったけど、ルイベなんて知らなかたし‥

【ルイベ】とは
元来はアイヌ料理の一種で、名称はアイヌ語の「ル・イペ」(ru・ipe融けた食べ物)に由来。
サケまたはマスを使ったルイベが、北海道の郷土料理とされている。
通常ルイベの製造に用いられる冷凍庫は業務用の-20℃以下の物。
一方家庭用の冷凍庫は-10℃前後にしかならないため寄生虫の致死温度に達しないので推奨されない。

では、刺身で食べれる【サーモン】とは‥
要は養殖されたサケマスのコトで隔離された生簀(イケス)に密集して成育させており、この餌にアニサキスの中間宿主であるオキアミ等を使わない為体内にアニサキスがいる可能性が限りなく低い(でも0ではない)とのコト‥。また、べつの問題でこの餌に多量の抗生物質、殺虫剤が使用されているとの報道もありこれまた大問題になっている‥みたい‥。

そもそも、サケマスは本来白身の魚だけど、身が赤く見えるのは、エビやカニにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンってモノが含まれているためとのコト‥。
回転寿司屋のサーモンのあの色はもちろん色素が魚肉に反映する様に飼料を食べさせているとのコト‥。
まぁ、玉子の黄身の色調を飼料で調整するのと同じですな‥

要は流通業界では、『サケ』→天然(アニサキス入) 『サーモン』→養殖(クスリ漬け)となっている

さて、せっかくの第二土曜日でサンマでも鱈腹食べたいのだけど、ここ数日サンマがスーパーに並んでいない‥。こっそり解凍サンマがパックに入って並べてあるし‥。
イメージ 5ここ最近報じられている黒潮大蛇行』の影響なのかなー?