『四季島』の金持ちを見に行く‥

先週の土曜にたまたま姨捨駅新駅舎で『四季島』って富裕層向きの観光寝台列車のハナシを聞き、今週もやって来ると言うので助役サマを誘って富裕層のお金持ちってどんな人達かを見に行った‥。

姨捨駅２０時３０分あたりに入線で２１時２０分くらいに出発と言っていたので、薄暗くなる１９時過ぎまで畑で雑草と格闘し、１９時半には家を出た。

　
「何人くらい鉄道ファンが居るかなぁ～？」なんて姨捨駅前まで来たら関連する業者さんやらＪＲ職員やら遠くではパトカーが赤橙を点滅させている！だもんで、大人しく２５０ｍ離れた駅の駐車場に行くと既に満車‥なんとか捻じ込んで徒歩で駅に‥。

千曲市？の夜景ツアーの人達が丁度帰るトコで１０名くらいの人が駅から出て来て、残るは『四季島』見学者の鉄オタと関連業者‥

　
１泊２日コースは上野発塩山途中下車で姨捨に来ると言うので、てっきり松本方面からの入線かと思いきや‥既に篠ノ井駅辺りで待機していて戻って来るとのコト‥。なんだそりゃ？
乗客に珍しいスイッチバック駅と夜景を体験して貰うためだそうです‥。さすが富裕層‥？
駅には地元千曲市?じゃなくて上山田温泉辺りから女将さん風の浴衣美人？と姐サンとハッピのオジサンが歓迎をします。

　
そんなこんなで入線です。普段は出入り自由の無人駅ですが、『四季島』の富裕層？乗客にはチケット(乗車券)と言うモノが無いらしく。僕ら烏合の衆＆鉄オタが混ざらない様に駅構内の立入制限が行われます。

　
乗客は全て下車して山側のホームにある展望ラウンジで飲食いさせられます。聞けば塩山でも車内でも呑み食い続きでまたしても呑みです。富裕層にこれでもかっ！って高額なツアー料金を還元させる様です。

　
聞けば、この日は県内のいたるトコで夏祭りが開催されており、見学者は今年の春開業以来一番少ないとのコト‥。がしかし、羽蟻やカゲロウの飛来虫が集まりＪＲ職員はせっせとホームを掃き掃除です。

姨捨駅展望ラウンジで飲食いしている間に『四季島』号は二駅松本側の聖高原駅で待機だそうです。
駅に停車していると展望ラウンジから夜景が見えないからだそうです。
お金持ち達がラウンジに収まれば、庶民達は再び駅構内を散策できます。が、展望ラウンジと夜景の間のホームに進入したら、警備のヒトに摘まみ出(優しく注意)されました‥。やっぱりね‥

さて、出発時は何処で待機して金持ち列車を見ようかと他の鉄オタの動きを観察し‥
といっても必然的に金持ちが乗車する反対側のホームしか居られませんが‥

こんなに呑み食い‥塩山で甲州ワイン、姨捨で信州ワインってワイン漬けになるにはソコソコお酒が強くないと楽しめませんな‥。助役サマみたいにすぐ昇天してしまえば目が覚めた時には、明日になっているかも‥とほほ‥

通常ダイヤの普通列車や貨物列車のあいだを縫って運行している様で、先日のトラブル時には普通列車を遅らせても運行させたとのコト‥？“お金持ち富裕列車”34名満席として1室2名利用で45萬円/人で1,530萬円で1泊2日の運行ですな‥。沿線の業者を巻き込んでいるから他の庶民の乗客より少数のお金持ち優先ですな‥。

　
お金持ち３４名？が立ち去って静かになったホームでは業者さんとＪＲ職員が挨拶して解散‥
僕らも夜景を堪能？　　　ラウンジも掃除です。　それにしても蒸暑い夜でしたよ‥

【資料】
１泊２日の行程は上野発でなぜか大宮経由で新宿から塩山‥
ウロウロ迷走しながら新潟、会津若松経由、食べて呑んで‥
檜風呂‥
でも、食べ物はさておいてツアーの内容はつまらなそうだなぁー
金持ち用に用意したイベントなんで肌に合わないなぁー
って誰もボクに乗車しろって言ってないって‥？
(＠_＠;
こんなならしなの鉄道イベント列車『ろくもん』長野→軽井沢食事付きプラン　軽井沢→長野食事付きプランもいいかも‥って14,800円(週末料金)でこれしか‥？
う～む‥
チョッと馬鹿にしてない？