草津源泉『万代鉱源泉』で不穏な空気‥

草津白根山が噴火レベル２であるコトは知っていたし、一時草津志賀道路も昼夜通行止めになっていたコトも知っていたけど、沿道がすべて駐停車禁止だとは思わなかった‥
帰宅後に道路管理者のＨＰを見たら書いてあったけど、草津とかの観光情報には何も書いていない書くと客が減るからなのか、ＨＰ開設時以降全く手を付けていないか‥そんなトコだろう

まっすぐ帰宅しても午前中に帰っちゃうので、「帰って草刈でもするか‥」ってブルーになって来たのでせっかくだから草津経由で帰るコトに‥

で、まだ行った事のない『万代鉱源泉』に行ってみることに‥
　
遊歩道の林道はチェーンが張ってあり車両通行止めです。駐車して歩くことに‥案内看板によるとソコのカーブを曲がればすぐ着きそう‥（この地図を見て助役サマも「この位なら‥」って思ったらしい‥）

　
一応サンダルを持参した長靴に履き替えて‥。トコトコ‥　ん？カーブを曲がっても気配がない‥
確か物凄い水蒸気が吹き上げて遠くから湯煙が見えるはずなのに‥

　
なにやら給湯設備の中継地なのかな？ナニかあるし‥助役サマは「あったあった‥」って‥
これじゃないよ‥　そのうち殺生河原への湯歩道の分岐‥そっちは通行止め状態‥

　
中継施設にナニやら結晶が付いている。コレが明礬かな？

助役サマは「まだぁぁぁ～？」って嫌々付いて来る‥「待ってていいよ」「こんなトコで‥」
と、毎度不穏な空気に包まれた頃‥遠くの山陰に湯けむりが‥
　
「アソコだよっ！」「ええっ～！立入禁止って書いてあるよっ！」「まぁまぁ‥」

　
「まただ！もう嫌だ‥」ブツブツって‥毎度始まってしまう‥

　
湧出温度が９５℃だそうで使用できる温度まで下げる施設なのかな？熱交換しているとか‥

　
小さなコトで諍いがあっても、大いなる地球の恵みはザブンザブンと湯を輩出している‥
そもそもは長野県側と同じく硫黄鉱山の積もりだったそうだけど、多くの鉱山がソウであるように原油から硫黄の精製が出来るようになって、必要でなくなってしまったとのコトで早々に廃坑‥

お湯だけのためにココまではやらないモノだね。吾妻線やら草軽鉄道だって観光鉄道なんかじゃないし‥
　
ＦＲＰ製なのかな？煙突状の筒から湯けむりがゴンゴンと立ち上っているし‥ん？熱くないね‥

不穏なまま無言で往路を戻る‥ついでに雨が降ってきた‥とほほ‥
それにしても入口の地図は誤解を招くね‥

【参考】草津の温泉絵図・鳥瞰図