昨日の小千谷の角突きで闘牛の“なんたるか”なんとなく判った気がしたのだけど、闘牛ばかり見ていると観光出来ないので翌日の旧山古志村開催はドウしよう?って協議をしながら午前中は10年前の中越地震の爪痕?巡りや栃尾のあぶらげなんかを食べにウロウロ‥
だもんで、11時開場のトコ12時半位に闘牛場にやって来る。(開演?13時~)
既に闘牛場に一番近い駐車場はいっぱいみたいで、下から歩いて来ました。今度は何度も車に戻るコトが出来る距離ではないな‥
闘牛場の近くの小学校跡地の住宅なんか新しい住宅ばっかりですな。しっかし、山の上まで田んぼが広がり一緒に住宅が建ってますな。長野県ではあまり見かけない景色ですな。山の傾斜が違うかな?
既に闘牛場に一番近い駐車場はいっぱいみたいで、下から歩いて来ました。今度は何度も車に戻るコトが出来る距離ではないな‥
闘牛場の近くの小学校跡地の住宅なんか新しい住宅ばっかりですな。しっかし、山の上まで田んぼが広がり一緒に住宅が建ってますな。長野県ではあまり見かけない景色ですな。山の傾斜が違うかな?
ナント入場料は全て2,000円っ!ん~ここまで来て止めるのも‥大人気ないかも‥
と、渋々料金を払い入場!
あらら、やっぱりかなりの入場者ですな‥。二人並んで座れるトコが‥ん~なさそうなので外野席に‥
コンクリート製のアルプスいや越後三山スタンドですな‥
と、渋々料金を払い入場!
あらら、やっぱりかなりの入場者ですな‥。二人並んで座れるトコが‥ん~なさそうなので外野席に‥
コンクリート製のアルプスいや越後三山スタンドですな‥
日差しが眩しいし、柵も高くて視界の邪魔だけどしょうがない‥結構な段差なんで足の悪いヒトは近寄れません。ちなみに車椅子で来ればソコソコいい席に案内して貰えるような‥?
神事が行われます。さすがに新潟県なんで日本酒のお神酒を回し飲みです。
ん~?それにしても服装が自由なんですな‥
神事の後にさっそく取組です。子供がフェンスから転落しないかと心配ですな。チョロチョロして目障りだけど、我慢して子供の動きたいようにさせておきました。僕らの列の横のヒトがウロチョロ出たり入ったり落ち着かないし‥(-"-)
重要無形民俗文化財って言ってましたが、せっかく神事っていうか奉納的な意味合いもあるんだろうけど‥。なぜかホルスタイン風の柄の服装の若者が多数‥。勢子を担う若者が減少しているから服装とかガミガミと言うコトを控えているのかもしれないけど、多くの観客は大きな何十万もするデジタル1眼レフで、“牛の角突き”の撮影をするのだけど、背景になる勢子たちの服装がこれじゃねぇ~
腕に包帯を巻いている若者が居るけど、人数合わせのために居るのか?片手で出来る仕事なのか?
なんだかねぇ~
ん~?取組間にはほとんどの勢子さんや闘牛のオーナーさんは休憩場所でビールをグビグビ飲んだり、取組中もペットボトルをグビグビやったり‥
ん~‥緩いね‥。緊張感をまったく感じられない‥。
本人達は多大な緊張をして取組をしているかもしれないけど、渋滞の高速道路を数ある行楽地から今年の五月連休の5月4日を旧山古志村の『牛の角突き』を楽しもうとはるばるやって来て、入場料2,000円も払って楽しみに来てくれたお客さんには到底気持ちの良い興行にはなってないね‥
本人達は多大な緊張をして取組をしているかもしれないけど、渋滞の高速道路を数ある行楽地から今年の五月連休の5月4日を旧山古志村の『牛の角突き』を楽しもうとはるばるやって来て、入場料2,000円も払って楽しみに来てくれたお客さんには到底気持ちの良い興行にはなってないね‥
興行の形態がドウであれ、牛(闘牛)クンは角を突き合うだけ‥目の周りが真っ赤ですな‥
牛クンだけは熱心に当たってます。
そもそも、闘牛って‥牛に闘う意味があるのだろうか‥?この地方の闘牛は『牛を痛めない様に適当な頭突きの後に“引き分け”と言うコトにして終了させる』と聞いているけど、頭突きの様子を見ていても、ウチの愛猫3匹が蹴りやパンチや投げ技の方が今の言葉で言う“ガチ”ってヤツですな‥
ドウ見てもココで言う闘牛達は“甘噛み”みたいな頭突きをしている様にしか見えないし‥
言葉巧みなピンマイクを仕込んだ勢子&実況のヒトが流暢に牛が「戦いたがっている」「自分のやるべきコトが判って居る」等々と牛の気持ちを語っている‥。ん~?1,000年の歴史がある闘牛に大きな疑問が沸き起こる‥。
入場した牛が跪いて首筋を地面に擦り付けるまでは、まあいいのだけれども「ココが自分の場所だ」「早く戦わせろ」と言うのはドウか?彼らのパフォーマンスをプロレスの様なショーとして扱うなら100歩譲ってもいいけど‥
そもそも、彼等(勢子も牛も)には“角を突き合わせる大義”が考えられない。牛サンの考えなんて理解するに難しいだろうが、動物が何の為に戦うのか?
闘牛とは、スタイルが違うにしろスペインとか他の日本にもあるみたいだし‥
国内の興業は、岩手県久慈市山形町、愛媛県宇和島市、島根県隠岐の島町、鹿児島県徳之島町、沖縄県うるま市等で開催しているとのコト。良く知られているスペインはカタルーニャ地方の闘牛は動物愛護団体の抗議と時代の流れで禁止になったと言う‥。もっともこちらは牛対人間だけど‥
国内の興業は、岩手県久慈市山形町、愛媛県宇和島市、島根県隠岐の島町、鹿児島県徳之島町、沖縄県うるま市等で開催しているとのコト。良く知られているスペインはカタルーニャ地方の闘牛は動物愛護団体の抗議と時代の流れで禁止になったと言う‥。もっともこちらは牛対人間だけど‥
沖縄のページには『牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるもの』とある。
けど‥、牛主に飼われエサを確保されているのに、今さら順位を決める必要もないね‥
1000年の歴史がある闘牛でも少なからず牛の本能?的に『戦わずして優位が決定する』ものじゃないのかね‥。牛がよっぽど本能を失っていれば、今日びの人間サマの様に目に入るモノに全て頭突きをするんかもね‥?
1000年の歴史がある闘牛でも少なからず牛の本能?的に『戦わずして優位が決定する』ものじゃないのかね‥。牛がよっぽど本能を失っていれば、今日びの人間サマの様に目に入るモノに全て頭突きをするんかもね‥?
人間同士の格闘技がそれなりのルールのもとに成立しているのも、報酬があるからだし、動物が順位を付けるのは雄の精子を多くの雌に植え付けるためにだし‥。雌も居ない男子校みたいな隔離された興行団体で身体を壊さない様に1000年ものあいだ興行を続けていたのだからね。
性質と言えども、鼻を押さえれば突然に大人しくなるなんて、そもそも闘争していたとは思えない豹変ぶりだよね。どう見ても動物の兄弟が“甘噛み”している程度の頭突きなんだろうね?
観客の意識調査もしてみたいトコだね。
観客の意識調査もしてみたいトコだね。
って、ペラペラとピンマイクで物語を語る男の声を聴きながら感じた。そうだ、見世物なんだしんね。
昨日の小千谷ではそれ程感じなかったけど、ココでコノ解説&実況を聞いていたらなんだか薄っぺらなモノにしか見えなくなってしまった。
最初は向う上面の2階席に居ました。取り組みも後半になると、かなりのお客さんに飽きが来たのか退場をはじめます。ボク等も近所から来たわけではないので、臨時駐車場から出られないのも嫌なので出口に向かいながら取り組み時は立ち止まったり‥
御祝儀の掲示が‥ん~昨日より少ないか‥でも、件当たりの金額が違うのかな?コッチの牛主サンの方が小千谷より広域に渡っているようで、いかに旧山古志村が全国に知れ渡って援助の手が伸びて来たかが判るね。
旧山古志村村長から長岡市合併後には衆議院議員になられた旧村長も挨拶に現れてアピールしています。
『山古志牛』のスジ煮込み\300と串焼き\500‥。闘牛自体は3歳以上なんで、とても堅固硬くて食べれたモノではないらしく、1~2歳の牛の肉ですな‥。戦う必要のない牛を戦わせて、その子供の柔らかい肉を食べちゃうんだから、人間ほど勝手で野蛮な行為をする生物は居ませんな‥
串焼きの肉は噛み切れなく吐き出すか呑み込むかの選択を迫られます。隣の屋台のA5ランクの串焼き\800にすれば良かったと後悔‥。安い変なモノ食べるならA5ランク肉が良かったね‥ホンモノなら‥
ソレでも助役サマはそれなりに満足してくれたようです。
闘牛場を後にします。今度はじっくり掲示物を眺められます。
このままの体勢じゃココの闘牛もドウなのかねぇ~って思いながら坂を下る。
一度観客のアンケートでも取った方がいいよ‥近所の惰性で来ているヒトでなく、遠くから来ているヒトの‥ね
このままの体勢じゃココの闘牛もドウなのかねぇ~って思いながら坂を下る。
一度観客のアンケートでも取った方がいいよ‥近所の惰性で来ているヒトでなく、遠くから来ているヒトの‥ね
ボクはそんな程度の感想だったけど、助役サマはそれなりに満足して様で、
「さっき他の闘牛場の看板もあったじゃない、見て帰ろうよ‥」って言うので行ってみた。
「さっき他の闘牛場の看板もあったじゃない、見て帰ろうよ‥」って言うので行ってみた。
【種芋闘牛場】
闘牛場と小学校とかは小高い丘の上にあるんだね‥
山古志から栃尾に向かう県道からチョッと入ったトコにあります。
ヒッソリとこじんまりしてこんなトコで、闘牛を見たら迫力ありそう。
チョッとした発表会とかコンサートでもいいよね‥
闘牛場と小学校とかは小高い丘の上にあるんだね‥
山古志から栃尾に向かう県道からチョッと入ったトコにあります。
ヒッソリとこじんまりしてこんなトコで、闘牛を見たら迫力ありそう。
チョッとした発表会とかコンサートでもいいよね‥
【虫亀闘牛場】
長岡に向かう途中にあります。闘牛の歴史が書いてあります
長岡に向かう途中にあります。闘牛の歴史が書いてあります
立派な闘牛場でしたが、杉の木立でチョッと暗い感じがします。
この辺りは『二十村郷(ニジュウムラゴウ)』って言ったので、かつては全ての村に闘牛場があったのかな?
しっかし、勿体ないね‥。山古志闘牛場は天皇皇后陛下もいらした事もあるとハクが出来たので、コッチは錆びれちゃったのね‥
沢山の来場者があって、ガイドマップにも闘牛場の場所の記載があっても寄ってみようとしているのは坊らだけだったのかな?
来た道を戻って長野に帰りました。