この日記を書き始める前年は、木曽の上松町在で週末は北安曇郡の旧宅に帰って居たけど、そんなH16年10月23日の夕方、国道19号を北上していた時にラジオで地震を知った。すぐ実家に電話をしたら特に異常はないみたいだった。帰宅してニュースとかで新潟県の中越地方を震源とするM6.8の地震だったことを知る。
地滑りで河川が堰き止められて決壊の恐れがあるとか断片的に情報が入っていたかな?錦鯉や牛を現地に残留させて全村避難とか‥。心を痛めながら日々の生活をしていたような‥
元々(太古)は海の底だったそうで、脆い地盤は地滑り多発地帯だそうで、傾斜もそれ程きつくないので山の上の方まで田んぼが作られていて、集落も奥深くまで形成されているし‥
ここぞ被災地っ!みたいなトコで写真を撮りたかったけど、予備知識もないのでウロウロです。
適当な見晴らしのいいトコでパチリ‥山古志闘牛場の近くですな‥
地滑りによって堰き止められた河川によって埋没したまま保存?された旧山古志村木籠(こごも)集落跡地です。9年経過しているのに屋根瓦も綺麗だったり、不思議ですな。
近くには高台移転した新築の立ち並ぶ集落がある‥。
被災当時のヘリからの映像はこの辺りだったんだね‥
津波の時には海岸線等で地図と照らし合せるコトが容易に出来たけど、中越の山中では何処なのかさっぱり判らなかったな‥
さて、中山隧道です。
中山隧道(なかやまずいどう)は新潟県旧山古志村小松倉と旧広神村水沢新田(現魚沼市)間にある国道291号旧道のトンネルで、全長は875mの総手掘りの道路トンネルで、手掘りトンエルでは日本最長とのコト。
中山隧道(なかやまずいどう)は新潟県旧山古志村小松倉と旧広神村水沢新田(現魚沼市)間にある国道291号旧道のトンネルで、全長は875mの総手掘りの道路トンネルで、手掘りトンエルでは日本最長とのコト。
閉所&暗所恐怖症の助役サマは入口まで来たけど、10mもしないうちにUターン‥
おおっ!コウモリです。飛んでいるのは良く見るけど、一匹だけポツンとブル下がっているのは初めてみました。ガッチリ足の爪で天井に摑まってますな。羽の隙間からコッソリ見ている様な‥
反対側からも掘り進められたようで、貫通した地点の表示がありました。擦れ違わなくて良かったね‥
ようやく出口が見えます。でもまだまだ‥むむっ!出口が水没している!けど、浅かった‥
出口は並行するR291よりかなり高い位置。廻り込んで国道に出てみます。
まぁ、暗いのもナンなので帰路は新トンネルから戻りました。
さすがに現代土木技術によれば900m近くあるトンエルも出口の明かりが見えます。
助役サマは車でうなだれてました。