玉川温泉岩盤浴場雪崩？

夕方のニュースで秋田県の玉川温泉にて雪崩が発生して宿泊客が行方不明とのコト。
岩盤浴のテント付近で雪崩に遭ったらしい。
夜のニュースで宿のヒトが“遺留品”とか言っていたけど死亡したのか判断すべき医師が現地に居ないのだから死亡とは判断するべきでなく“持ち物”と言うべきなのになーって思って見ていた。
どこかのテレビ局がカメラを現地に持ち込んだかとニュースをハシゴしていたけど、冬季は雪上車でしかアプローチ出来ない玉川温泉には流石に到達できない様子‥
（玉川温泉の雪上車の様子は検索すれば動画が見られますぜ）

そもそも、岩盤浴をする場所はいわゆる火山の噴火口みたいな地滑り跡みたいなトコ‥
あたりは地熱で積雪は少ないだろうけどその周囲の積雪は八幡平の豪雪地帯‥
そんなトコに宿泊者を案内して岩盤浴をさせるなんて‥って感じかもしれないね‥
せめて雪崩防護柵を設置しなきゃ‥
って言っても玉川温泉と言えばPh０(ゼロ)に近い強酸性がウリの温泉‥

最近はおおっぴらには言わないけど○ンに効くってハナシが昔から噂されている‥
ガ○に効くって医者でもないのにそんなコト言って良いわけないしね‥
チョッと前にも近所の乳頭温泉の鶴の湯の露天風呂で雪庇が崩れて従業員の方が亡くなった事故があったっけ‥
思えば豪雪地帯の露天風呂ってかなり危ないよね‥。風呂の上まで雪が張り出して、屋根雪も落ちそうだし‥
そもそも立地するトコの温泉の湧出地なんて地滑り地帯（＝雪崩危険箇所）だし‥

今回は宿の管理責任もあるんじゃないのかな？十分雪崩の危険はあったコトの認識はあっただろうに‥
今まで雪崩がなかったなんて言訳にはならないよね‥いままでたまたまなかっただけだし‥
警察や消防や雪崩研究者のコメントは「“表層雪崩”が原因‥」って言うんだろうけど、コレは人間サマの死亡原因が心臓の停止によるモノって言っているのと同じで、本当の原因とは言えない‥
なぜ、雪崩の巣状態のすり鉢最低部に岩盤浴のテントが設置されていたのか‥
もちろん岩盤のアッチッチのトコがいいに決まっているけど、積雪＆雪崩に対する防護措置や注意喚起はあったのか‥
ってコトかな？たくさん税金を払ってくれている旅館かもしれないけど、死亡事故があったら是正は必要だよね‥
いままで大丈夫だったから‥では済まないよね‥
今度僕らも遊びに行くまでには是正措置がされていて欲しいね‥
(;-_-) =3

【参考写真】写真は2006年夏
　
噂の岩盤浴テントこのテントは敷居が高くてなかなか入れない‥当初はこの中には末期○ン患者がゴザの上に放置されているモノだと思っていたけど‥、なんだかつげ義春氏の“オンドル小屋”を彷彿させる‥
平民は青空のゴザの上で開放的な岩盤浴‥
あたりの岩盤浴客に見つめられながら自家製野菜で岩盤調理するボク‥(注：当時は坊主にしてます）
大好きな地球のエネルギーでお腹いっぱいに‥
ゴザを敷くトコに注意を払わないと風向きによっては火傷をするコトに‥
【参考記事】　玉川温泉で岩盤浴2006　オンドル小屋(つげ義春氏)　大深温泉オンドル小屋2006

【続報2月6日読売新聞】

　秋田県仙北市の玉川温泉の岩盤浴場で３人が死亡した雪崩事故で、雪崩に巻き込まれたテント３張りのうち、雪崩が起きた斜面から最も遠いテントに夫婦でいて、自力で脱出した男性が「６０センチの雪に埋まった」などと語っていたことが５日、わかった。
　これよりも斜面寄りにあった２張りのテントにいて死亡した３人は、約１メートル５０の雪の下から発見された。斜面からの距離が明暗を分けたとみられる。
　助かった東京都の５０歳代男性が、５人の宿泊した旅館が事故翌日の２日に客約３５人に説明した場に居合わせ、当時の模様を語っていた。男性は「６０センチの雪に埋まり、かき分けてはい出すことができた。自力ではい出した後、横で寝ていた妻を雪の中から引っ張り出した」などと説明したという。
　県警によると、テント３張りは元々３～４メートル間隔で並んでおり、斜面に最も近いテントのそばで横浜市泉区の主婦草皆(くさかい)悦子さん（６３）が、真ん中のテント近くから東京都中野区の会社員升川(ますかわ)容子さん（６５）と仙北市西木町の農業斎藤譲さん（５９）が発見された。死亡したこの３人はいずれも毛布にくるまり、地面に横たわっていた。それぞれテントで岩盤浴中だったとみられる。 .最終更新:2月6日(月)7時22分