飛島見聞録③“島一周サイクリング” - 牛歩村日記？ Like a snail's pace?

アブ達の奇襲に悩まされる人間サマ達は、タオル等で応戦している様子だけど、僕らは飽きたので退散‥
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海水浴場の隣の国指定特別○○カモメ営巣地を視察‥　春は沢山のカモメが営巣するそうな‥
以前、出雲大社の近くの灯台辺りで５月の連休かな？沢山のカモメ？ウミネコ？が営巣しているのを見たな‥
ちなみに、島のオジサン達は子供の頃に栄養補給って言うかニワトリの玉子の代わりに採って食べたそうな‥
ニワトリよりも味が濃くて美味だそうな‥　一応違反らしいけど、時効ってコトで‥
島の電力を供給する火力発電所‥。　この孤島に原発は造れないな‥国交の芳しくない国？に近すぎるし‥

勝浦の旅館＆民宿街、何でこんな島にって感じの(あたまの)悪そうな若者もたむろしていたりして、同じ宿でなくて良かったって、助役サマと胸を撫で下ろす。おおかた、帰郷して集会しているのだろうが‥
こんな孤島に似合わない、“おみずなオンナ”を連れた若者とか居るけど、何を間違えて渡航したのだろう？
左写真の立っているヒトは連中の居る手前の民宿の前で佇む普通のヒトの家族たち

島の中には２～３軒の食堂があるはずだけど、港の施設以外は掻き入れ時なのに『盆で休業』って商売っ気なし‥港施設の食堂も覗いてみたけど『あわび定食』1,500円‥で、やめた‥

で、開店している商店で長期保存可能パンとせんべいと２ℓのウーロン茶を買う。そんなモノしかない。
後は買えてもポテチとかだけで、品揃えは客足の途絶えた駄菓子屋以下‥。まぁ購買客が一時的にしか現れないので仕入れをする訳ない‥

そんな商店で買い物をしていると、小さな姉妹が助役サマに話し掛けている‥
なにやら迷子らしい‥。酒田から祖父さんの家に遊びに来たけど、判らなくなった‥　らしい‥
助役サマは、姉妹に話し掛けられ大いに喜び一緒に家を探しに行くコトにする‥
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島を廻る道は海沿いに１本しかないのに‥迷子もないだろう‥って思っていたけど、どうやら隣の集落から来たらしい。助役サマはイロイロお話して楽しそう‥
「どんな家？」「すっごくぼろい家で屋根や窓が崩れちゃっているんだよっ！」う～ん‥　　あった！
ホントに崩れた家があり、遠くから姉妹のお父さんらしきヒトが走って来た‥　よかった‥
海沿いの道も、通称“県道”って港と集落の間の道と、家一軒隔てた旧道？で行き違ってしまったらしい
もちろん半崩壊家屋の隣に新しい住宅がある様子‥

３つの集落を見た感じでは、ココまで酷くなくても結構古い住宅が残されたままになっているし、新しい住宅もチラホラ‥。いずれにしても内地での建築価格に比べてかなり割高な施工になるのだろうな‥

姉妹と別れ近くの洞窟を探検‥　　　　　　　　　　　中村集落の港で長期保存可能パンをパクパク‥
美味しいか判らない、高価な定食よりこの方が安心して食べられる‥
片手でパンを食べ、片手でアブへの襲来に備えて空けておく‥イルカが片方の脳だけ眠らせて泳ぐ様に、ココではボクの場合左脳を迎撃に使用しなければならない‥

島の小学校と中学校の校舎がある‥
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後で数少ない商店の店先でビールを購入して頂いて居る時に聞いたには、現在児童と生徒を合わせて３名で、今年から一人が中学生になったので酒田市の教育委員会から中学校用の先生が派遣されてきたとのコト‥数年後に生徒が卒業すれば閉校となり、子供が育てば開校‥って手順の様子‥
ちなみに３人とも兄弟とのコト‥
ボクらの訪島時に多くの子供達を見たのは全て他所の子供達なんだな‥*1
右写真は、法木の漁港越しに内地の鳥海山がくっきり見えていい感じ‥(^^)

中村、法木って海沿いの集落を訪ね、途中でどうしてもウンコがしたくなり公衆便所を探すが、漁港にも集会場にも見当たらない‥漁港からチィィィってやってもいいんだけど‥海岸線は何処ぞやから人目があるし‥。
で、道で世間話している姉さん達に「便所貸して下さいぃぃぃっ！」って嘆願して‥
快く貸して戴く‥簡易水洗のトイレ‥　以前、京都の伊根の舟宿に泊まった時にも思ったけど、便槽は一体‥水面いや海面下？
ありがとう、世話になりました‥昔、実家に便所を貸した下さいって知らないヒトが来て母が困った顔していたことがあるけど‥ボクらは自宅の便所を快く使わせるコトが出来るのか‥？って助役サマと話し合う‥

スッキリしたトコで、Ｕターンして島の背骨と言える丘の上の道に登る。再びアブの奇襲‥
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