飛島見聞録②“小松浜海水浴場”

日本海に囲まれた飛島‥
遠くから見ると飛鳥って見える‥
検索すると中堅ゼネコン“飛島建設”か愛知県の飛島村が現れる‥　在りそうな地名なんだけどね‥

とりあえず、太陽が眩しいうちに海に向かう‥
港のある勝浦集落から自転車で５分位。歩いても８分位かな？
島には海水浴場って呼ばれる『小松浜』って入江が１箇所指定されている。
【港横の岩山から】

【海水浴場周辺図】
港の右奥が勝浦の漁港と民宿街。街と言っても住宅の殆どが漁業と民宿を生業としている様子‥。
建設会社の出張所もコンクリのプラントもあるけど、稼働率は良くなさそう‥
山形県には飛島振興の予算があるのだろうから、ソレでなんとか社会基盤の整備を細々‥って感じ？
正面の箱状の建物は島の電源を一手に担う東北電力の火力発電所‥ブンブン音がしている‥

【飛島大橋からの小松浜海水浴場】

飛島と写真左の“百合島”をテトラポットにて繋ぎ、外海の波を防いでいる‥
基本的に島の周囲は磯で少しの礫の海岸‥
そんな入江に本土から砂を持ち込んだとのコト‥
砂ならコンクリのプラントにも沢山あるしね‥
こんな海岸線をブラブラ歩いていて‥
突然麻袋に押し込められて‥
対岸の将軍サマの異国に連れて行かれてもやだなぁ～
とか、津波が来たらドウやって逃げるか、酒田に置いて来た車もガチャガチャとドンブラドンブラ最上川を遡上して流されちゃうのかな‥？
って考えて居たけど、助役サマにハナシすると不安で眠れなくなっても可哀想なので黙って居た‥

　
さすがに外海の孤島だけあって海が綺麗‥　クラゲも居たりしたけど‥
助役サマに言わせれば、過去に行った事のある沖縄の海の方が“もっともっと”綺麗だそうだ‥　ふん‥

　
狭い磯に多少のヒトが潜るので、根付貝類は無理としてもタコさんとか居そうだったけど‥
豆アジと箱フグくらいしか居なかった‥

　
この蛍光青の海藻は確か以前“チャドクガ”の２倍程の激痛を感じたことが‥
それにしても、監視が厳しいし獲物も全く居なくてボクはつまらなかったけど、助役サマはソレなりに海水で脂肪を揉み出すコトも出来たみたいだし‥満足してくれたようだ‥

海水浴場はさっき船の中で見た顔ぶれが、一通り現れて海でピチャピチャ‥
しっかし、この夏島でアブが大発生しており、海水浴客を襲っている‥何処にいるかはき「キャーギヤー」騒いで居るから良く判る‥
潜っている時はいいけど‥シュノーケルで頭頂だけ海上に出ていると脳天を咬まれる‥
だもんで、ビーチでのんびりビール‥って雰囲気でもなく‥皆ひと泳ぎすると早々に退散‥

しっかし、アブって蚊みたいに血を吸うのはメスが産卵のために栄養を得る為なのかな？
蚊みたいにチュ～ってのんびり吸っているっていうより、噛みつくだけって感じだけど‥