牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

ヴィラデストワイナリー

7月の最後の土曜日に助役サマの御実家に姉妹達&姪っ子達が集まるというので一緒にくっ付いて行った‥
高速代も勿体無いし、特に急いでいないので家の裏山の県道で峠を越えて下道をモタモタ走る。
梅雨末期の様な良く分からない天気である。下道で行っても高速で行っても15分ほどしか変らない‥

姪っ子達は夏休みで恐ろしいほど黒く日焼けしていた。7月に3週掛けて掘った芋を配給する。喜んで貰えたのか良く分からないけど、姪っ子達がもう少し大きくなって一緒に芋ほりをしてくれるのでないなら来年からは自分の家の分だけをもう少し手間を掛けて生産する事にしよう‥

昼飯を頂いて談笑して、姪っ子達と遊んで疲れたので帰宅‥
ただ来た道を帰るのもしゃくなので、通過する道路沿いにある『ヴィラデストワイナリー』って施設に寄ってみる事に‥

看板を曲がるとチラホラブドウ畑なんかも見える‥。土曜日の夕方17時過ぎだったのでもう閉店しているかと思ったらまだやっていた。土産を見ていたらレストランがまだやっている‥
レジのトコのオジサンは‥見たコトあるな‥って思ったら主(あるじ)の玉村豊男氏だった‥
なかなかいい体躯をしている‥“実は趣味がボディビル”って感じ‥
「コーヒーだけでもいいですか‥?」と問うと‥「どうぞどうぞ‥」ってにこやかなオヤジさん‥
チョッと好印象‥たまにテレビで見かけ、ラジオ深夜便なんかでインタビュー等は聞いていたけど、特に著作を読んだり作品を見たコトはない‥
正規の醸造家の大先輩であるコトは知っている‥

レストラン内のテーブル席はどこも空席で、テラス席の窓際に案内される。
イメージ 18他のテーブルには‥
チョイと金持ちそうな御夫人や、老夫婦‥
日中ならガキ連れなんかでガヤガヤしていたかも‥
【写真はHPから転載】

テーブル席からは西側に上田市街を経て遠く塩田平が見渡せ、かなりいい感じの土曜の夕暮れだす‥

で、周りの人らディナーを楽しんでいる様なのでボクらも‥家に帰って畑の収穫物を食べなくてはならないのだけど‥ウェイトレスさんに「食事のメニューを見せて貰っていいですか‥」って‥ ところが‥
イメージ 2 イメージ 3
コースとか3,000円位の食事がなく、全て単品価格‥満足に食事をしたら5~6K位になるかな?
「食事はあまり美味しくないらしいよっ!」って助役サマが耳打ちするのでコーヒーと二人で1個のケーキとする‥
イメージ 1 イメージ 4
まぁ、それなりに満足‥ ウェイターくんにイロイロ労働条件に付いて質問攻めにする‥
都会から農園生活に憧れて来た若い衆かと思ったら、結構近郊の市街地からの通勤生活らしい‥
てっきり全寮制のサティアン状態かと‥
ワインに舌鼓を敲いた老婦人達は‥宿泊施設がないので何処に宿泊するのだろう‥?
聞けばコレより上手に民宿があるとウェイター君は言う‥ フレンチの後民宿‥ 洋風民宿?

イメージ 5 イメージ 7
土産物スペースで物色‥2009産のシードルがあるので購入っ!   外に出てハーブガーデンを散策‥

イメージ 6
綺麗に手入れがされている。雑草も生える隙間の無い様な‥ハーブ園‥ 遠景の塩田平がまたいい‥

イメージ 8 イメージ 9
レストランの窓からも見えたブドウ畑‥ 白ワイン用なんだろうな‥ 鈴なりになっている‥

イメージ 10 イメージ 11
良く見れば果実にはボルドー液がびっしり付着‥  シードル用なのか林檎も生産している様子。
シードルは高くても2,000円/瓶なので利益率はあまり良くないだろうな‥
基本的にスパークリングワインとして製品化されるので、食前酒としか扱われないで主役になれない‥かな

ボルドー液は殺菌剤の一種で、生石灰硫酸銅を調合して作成される。
4-8式ボルドー液10リットルは、硫酸銅40グラム、生石灰80グラム調合する。白く見えるのは石灰なんだろうな‥
その昔、フランスのボルドー地方で、ボルドー大学の教授によって作られ、当初は銅化合物の鮮やかな青色にブドウを着色して食欲をそぎ、農場からのブドウの盗難を防ぐために使われたとのコト‥
その後、菌類による病気を抑制する働きがあることが発見されて、殺菌剤として使われるようになる。
日本では、1897年頃から、ブドウ、梨など果樹の病気の薬として使われるようになる。植物に植物ホルモンの一種であるエチレンの分泌を促して、病気に対する抵抗性を強める働きがあることが発見され、使用していても有機栽培の認定を受けることができる数少ない農薬とのコト‥  【wikipedia出展】

イメージ 12 イメージ 13
レストランの階下はワイナリーになっている。なかなか近代設備って感じ‥

さて、暗くなった県道長野真田線を下り、自宅で自家製野菜を食べ捲くる
イメージ 14 イメージ 15
ヴィラテストのシードルも賞味‥ 最近はステンレス真空タンブラーでばかり冷たい酒を飲んでいたけど、やはり素敵なスパークリングの泡アワを楽しみたくグラスを引っ張り出すが、ちょいと内部が清潔でなかったのか泡がグラスに付着‥残念‥ もっと磨いてから注げばよかった‥

イメージ 16 イメージ 17
微発泡のはずなのだけど、強発泡で溢れそうな勢い‥ あまりシードルには力を入れていないのか‥?

お味は‥ う~ん‥ ウチのシードルの方が美味しいかも‥ って僕ら二人の意見っ!
まぁ、お酒をはじめ嗜好品は好きな味を楽しめばいいのだから“コレはコレ”‥
【参考】ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー