中込中央水路？長野県佐久市

助役サマの御婆サマの三回忌で佐久市に向う。
土日なら幾ら高速道路が近距離なら半額になると言っても、高速を利用しなければ必要ない。
間に合わないか、急いでいるならともかく３０分位しか変らないなら‥下道でノロノロ向う事に‥

それでも早く到着したので、以前からWeb地図で気になっていた佐久市の旧市街地？と言える中込地区の“中央水路”と思えるトコに寄ってみた。
　
地図ではどう見ても中央水路‥　　　　　　　　　　　　　　　航空写真ではえらくゴミゴミしたトコみたい‥

実家の埼玉から続くＲ２５４がこの街を通過している。
以前は鉄骨トラスの渋い野沢橋ってあったのを記憶しているけど、１０年チョット前に架け替えられた。
そんな事を思い出しながら中込の街に‥
　
ショッピングモールの様な公園の中央を水路が流れている。『鯉鴨ウォーク』と名付けられこの水路の周りを歩くよう勧めている。
　
日曜日の朝は商店街も静かなモノ‥　たぶんココ１０数年はいつでも静かなんだろう‥

高原リゾート列車の印象の強い小海線の中込駅から広い遊歩道と接続しており、周囲はかつて繁華街だった様相‥

表面を流れている様に見える水面は、かつての“中込用水”ではない‥　入口と出口がない‥
千曲川の上流にある中込堰から取水した中込用水が流れていたらしい。

キョロキョロして探してみると、水路の出口を発見した。
水音を頼りにグレーチングや路面の補修跡を追ってみると水路公園の千曲川側の道路下に暗渠になっていた‥

公園に面する店の主人に聞き取りを‥
・水路公園自体は、昭和５０年代に再開発の一環として整備されたとのコト
・ソレまでの中込用水は住居や店舗の間を１ｍ幅程で流れて居たとのコト
・高速道路や新幹線が出来る前までは、それなりに賑わいがあり、近所のヒトの台所として機能していたとのコト

様は、佐久平駅周辺にジャスコをはじめ全国展開している店舗が乱入して来て‥コウなったって事らしい
街ごといわゆる“買い物弱者”になってしまった‥