牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

8月の狂想曲

 今年も8月に入るとメディアは反戦関係の番組編成にシフトしている。
戦中から戦後とその後65年間もの間、戦時中というある種の価値観の中で過ごした人々はそれぞれのココロの傷を自らに力や社会や身近な人々と繋がり傷を舐め合うコトで癒してきた。

 昭和40年代生まれの僕なんかは「自分らは戦争から遠く離れた時代に生まれたんだ‥」って思って生きてきたけど、「昭和40年代なんて戦争が終わってたった20年も経って居なかったんだ‥」って思う様になって来た。就職して20年強経つけどその位の時間しか経っていない時期に僕らは生まれたなんて‥

 父も母も大きな価値観の変化を若い頃に経験して、大変御苦労があったろう‥。もちろん父と母だけではない多くの先輩達は、いろいろな考えがあったり全く考えていなかったりして戦時中から65年余りも過ごして来たんだな‥

 今では何かあればすぐ“ココロのケア”なんて言っているけど先輩達は誰から心のケアを受けて来たんだろう‥いつの間にか訴訟訴訟のなんでもヒトのせいにする世の中になってしまって‥

 そんな世の中だけど、物語や小説や漫画や流行化や映画では“お金じゃない”“友情”“本物の”とか“世の中まんざらでもない”って価値観を唱えたモノが流行ったり持てはやされたり、ソレが本質的に取り上げられるけど、なんで“ヒトを思い遣る”とか当たり前のコトを“良し”と誰もが判っている様で‥

なんで、こんな世の中のままなんだろう‥