花オクラ

花が咲かなきゃ実が成らないのは当然の事だけど、畑の花の中でもひと際綺麗な花を見せるのが『オクラ』である。以前はハイビスカス属に分類されていたが、現在ではトロロアオイ属に分類されているという。確かにハイビスカスに似ているかもしれないけど『葵』と言えばそっちかな？

今年はこのオクラが当たり年で毎日かせめて一日おきで収穫しないと鞘が硬くなってしまい食べれなくなってしまう‥。

５月連休の頃に苗を植えたり種を撒いたりしたけど、さすがにアフリカ原産？の熱い地方の植物だけあって暑くなって来るまでさっぱりの生育だった‥。けど、お盆近くになってグングンと元気になって盆明けは毎日収穫しなければならなくなって来ている。
暖かな国では多年草だそうで、日本では霜が降りる頃には枯死してしまうそうだ。

通常のオクラの花‥
眠い目をこすって早朝に畑に行くと朝日に輝いて輝いて見えるのが、このオクラの花‥
クリーム色の花弁が朝日に輝いている。
（この日は曇り‥）

　
花が萎んでその萎んだ花弁がポロッって落ちる頃には既にオクラの鞘が形成されている。
う～ん‥この間、１日かな。コレの翌日には鞘の長さが２～３倍になってしまい。硬く木質になってしまう‥。

オクラの畝が３列あるんだけど、コレが結構チクチクして痛い。
イメージはトゲトゲの痛い昔のキュウリみたい‥

採ろうか採るまいか悩む５センチ未満の可愛い鞘はその場でパクッって食べてしまう‥
鞘の周りがチョッとトゲトゲして“こそばゆい”(*´ω｀*)ノ

今回は『花オクラ』
　
花弁が通常のオクラより大きく直径で20センチくらいかな？朝に採取しないと昼には萎んでしまう‥。
だもんで、時間に余裕のある週末にしか食べれない‥かな？

　
めしべを取り除いて、沸騰したお湯に素早く潜らせる。いわゆる“しゃぶしゃぶ”状態‥

　
温かいままでもいいし、冷水で冷やしてからでもいいし、今回はポン酢で頂く‥
まぁ、オクラのネバネバが苦手な人はこっちも駄目だろう‥好き嫌いの分かれるトコ‥
珍味と言えば珍味だろう。
わざわざ店で買ってまで食べるか？と言えば買わないだろうし、だいいち売っているものだろうか？
鮮度命だし‥

僕の実家では実母があまりオクラが好きでなかったらしく、学生になって他で食事を摂るようになるまで存在を知らなかった‥

畑の隣のお宅の小学生に分けてあげた「お母さんにしゃぶしゃぶにして貰ってねっ！」って
「綺麗ぃ～」って言って持って帰って行った‥。
数日後にソコの奥さんに子供が“絵日記に描いていた”と言われた。
それって美味しかったって事なんだろう‥（＾ω＾）