牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

なぜ飛ばない?“セッケイカワゲラ”

昨日投稿の追跡編で、リンクしたユキムシ研究?第一人者?幸島司郎氏(東工大助教授)の紹介の中に『羽がない』とある‥。
他の紹介でも同じく『羽が退化している』とかいてあるモノが目に付く‥

『 ? 』
『羽あるよ‥』

昨日の写真もチャンと羽が写っている‥
もちろん“トンボのヤゴ”みたいに退化してる個体も多い‥。そっちの方が多いのかな?

『新酒いや、新種‥?』
『まさか‥』
この時期はまだ行列にはなってないけど、もうチョッと暖かくなれば雪の上はいたる所で彼らの行列が見られる。“行列”と言っても蟻サンの様に家族ではないのだろう、めいめいにテンでばらばらに歩いている。昨日も書いた様に大きな流れは上流なのだろうけど、逆に進む者も居る。
進化論的に言えば、上流の営巣地に辿り着けなかった者は子孫を残せなくなるのかもしれない‥。

だもんで、もう少しクローズアップのリングを足して撮影しに今日も外に出た‥。
なにせ被写界深度がかなり浅く、相手も物凄いスピードで動いている‥。
せっかく本体とレンズがオートフォーカスでも、接写リングが対応しておらず、ピントも露出もマニュアルだ‥。

一眼レフのデジカメで、フルマニュアル機ってあれば結構売れるのではっ!って思うけど‥
写真学校の学生用とか‥ 駄目かね‥。
余計な機能ばかり付いて‥値段吊り上げて‥ 日本の携帯電話市場の様だ‥ かな?

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これは羽の退化?進化?した個体。動きが鈍く写真を撮らせて貰う。

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羽蟻ならぬ『羽セッケイカワゲラ』 動きが早く下の動画にあるようにいい位置から足元に来てしまうので、持ち上げて撮り易い位置に移動して貰う。
指先に這わせて居ると火傷などしないのかと心配する‥
指先に来て風を受けると小さな羽根がはためいて‥「すわっ!(死語)飛ぶかっ!?」って身構えたけど、そのまま小走りに指を駆け降りてゆく‥


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まぁ、当てもなく小走りに進む彼を追い続ける‥。何処に行くのか‥?
雪の上を匍匐している僕はビショビショだ‥。
コレだけ立派な羽を持っていて使わないとは、筋力が退化したのか?雪上になにかの痕跡を探っているのか?
雄と雌の違い?夜は街灯に集まっていたり‥
羽蟻なんか一斉に羽化?している様だけど‥
羽を使った方がいち早く目的地に到達出来るだろうし、伴侶探しも楽になるだろうに‥
何か理由があるのかな?


太陽光を感知して移動するなら、夜は如何しているのだろう?
なぞは深まるばかりだ‥

三連休‥。さして何処にも出掛けなかったけど、足元に不思議は沢山ある事を痛感する‥。
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