下ノ畑ニ南京椅子？

7月17日の宿は花巻温泉の湯治宿‥
折角の花巻なので“羅須地人協会”を偵察^^
牛歩村と“志”を同じくする？らしい“聖地”って感じだ‥
隣接する『花巻農業高校』の生徒が僕らに「こんにちは！こんにちは！」って喧しい‥

宮沢賢治氏の旧邸が協会本部とされている。　　何となく“銀閣寺”の趣‥

氏が思慮深く迎えてくれる。寒そうな格好だ‥　おおっ！有名な『下ノ畑ニ居リマス』本人の直筆なのだろうか‥？

中を覗くと“南京椅子”。どうも東北の湯治場の脱衣所には必ずと言っていい程コレが置いてある。
なんだろう‥。そんな文化なのだろうか‥

賢治記念館、童話村ってつまらない施設を流して、北上川に‥

“イギリス海岸”だそうだ。英仏海峡の英側にはこんな地形があるらしい‥
もっとも、この時期の北上川は増水期でゴツゴツとした岩盤が見えないのでその雰囲気を感じる事は難しい‥

北上川と瀬川の合流地点
花巻農業高校と羅須地人協会”の間も流れているこの川の上流部にも“イギリス海岸”の“片鱗”を感じる事が出来る。都内で言えば『等々力渓谷』のイメージだ。泥岩の地層が暗い渓谷を作り出している。
我が故郷の埼玉で言えば荒川の玉淀辺りって言うか、鉢形城跡の下辺りの荒川の河畔がイギリス海岸っぽいって言ってもいいだろう^^
英仏海峡の仏側なら『史上最大の作戦』とかで記憶にあるのに、ってあれってロケ地は別なのかな？

岩手に行けば『賢治、賢治』青森なら『啄木、啄木』。
偉人だけど、生前は異人扱いだったのだろうか‥？
どちらも死後に名声を上げる事になったのか僕には良く判らないけど、地方はかなり“短絡的”だ‥
生前から評価すべきは評価できる日本になって欲しいもの‥無理かな‥^^
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