牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

霊場恐山“湯坂温泉”『しゃくなげ荘』と源泉?

どんどんと投稿しないと、東北のハナシが終わらない‥
青森県下北半島の恐山。宇曽利山湖畔に湯坂温泉はある。

恐山には確か、以前にバイクで来た事がある。
夕方に到着した僕は境内を歩きながら真っ赤に染まった夕焼けが“血の池”を更に赤く染めていて、風車がカラカラ回って、お盆にも係らず背筋に冷たいモノを感じた。

そんな恐山から2.5Km程離れたところに『湯坂温泉』はある。前はこの温泉に気が付かなかった‥
今夜の宿はココの一軒宿“しゃくなげ荘”
むつ市から外輪山を越えて来た僕らは、バラック風の建物にはじめ気が付かなかったが、ソコが宿だと判ると
「今夜は食事付き♪」って喜んでいた助役は、唖然‥と言うか愕然‥。

部屋に通され温泉の説明を受けて、荷物を置いてさっそく辺りを散歩‥。相変わらず天気は良くない。

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まずは源泉のチェック!これは宿の対岸の源泉からの引湯パイプ。
冬は道が通行止めになるので、冬季の管理が大変そうだ。
平屋の宿はすっかり埋まってしまうらしい。僕の家よりも雪は多そうだ‥。

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確か、この辺に“地獄釜”と言う湧出口があるはず‥。
こっちかな?ってウロウロしていると、宿のオヤジ?が居たので聞いてみた。
「あんたみたいなのが独りで(湯釜に)入って死んだんで、バラス(砕石)で埋めちゃったよ」って言う。残念‥
って、怖がるから助役には内緒^m^

既に夕食の時間が近いので内湯に入って食事にする。
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源泉は、なかなかいい湯だったけど、パイプで引っ張ってくる間にかなり温度が下がってしまっている。

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夕食は、到着した時には既に用意されており味噌汁とご飯だけ温かい‥。まぁ、そんなものだ‥。
賞味期限が昭和のブルドックソース‥。まさか、中身を入れ替えているのだろう‥。
これまた助役には内緒^m^
7月中旬に薪ストーブで暖か‥。食堂でオヤジが煙草を吸っていて閉口┐(´-`)┌

同泊は母子の一組。温泉が冷たいと嘆いていた。温泉目当てではないらしい。
なにやら“イタコの口寄せ”に関東から来たと言う。
“いい”イタコの見分け方等を教わる。
ちなみに一年中口寄せをしている訳ではないらしい。7月20日に“大祭”があって、その時が有名。

タバコを吸っていた宿のオヤジに色々教わる。結構津軽弁のハナシが理解出来て意志の疎通が出来る‥。
これも、3年程津軽のヒトらと一緒に働いたからか‥^^

翌朝、明るくなる頃には眼が覚める。さっそく、昨日に目を付けておいた地点で入湯^^
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ボコボコ気持ちがいい。熱くなく冷たくなく‥ブクブク‥
ふっ、って気が遠くなりそうで立ち上がろうとしてみる。クラクラ‥
立ち上がれない‥   危ない‥
必死に立ち上がる。はぁはぁ~。    危ない‥
キョロキョロすると、宿の方に助役が立って写真を撮っていた。

危なくガス中毒?で死ぬ所だった‥のかな?
みんなも気をつけよう‥^^        「はぁ~極楽、極楽‥」って、そのまま極楽‥