虻々八九郎の湯

“チンプの宿”で傷心した僕らは、口直しに昔お盆に来た事のある“八九郎温泉”に立寄る事にする。
黒岩ICから小坂ICは通勤割引で高速利用。
助役は高速の運転が嫌いだけど、このガラガラの区間で練習して貰う^^

小坂ICからは記憶を頼りに八九郎の集落へ‥
あの盆はアブが多かったなぁ～。（いつも多いらしいけど）
軽井沢の“蜂の巣オジサン”並みの虻の大群だった。（僕は他で、もっと酷い経験してるし‥）

そんな虻達の住処でわざわざ裸になるんだから、僕らみたいな源泉愛好家って馬鹿だ‥
でも、そんな馬鹿なヒトが此処にはひっきりなしに現れる。みんな温泉が好きなんだろうなぁ～。
泉質が良ければ宿泊施設なんか要らないし、フカフカ布団も女将の笑顔も何も要らない‥。

さて、“八九郎温泉”は手前から“八九郎”“奥八九郎”“奥々八九郎”と３箇所が一般的に知られている。どの温泉も虻ちゃん達は温泉の20ｍ程手前から出迎えてくれる。
これぞ、夏の源泉の“おもてなし”だ‥┐(´-｀)┌

さて、今回はチョイ寄りなので最も好きな“奥々”のみに行く。

おっ～！誰も居ない！まぁ、一応平日だし‥。
で、虻ちゃんは‥？
車を降りても、速攻で囲まれて袋叩きになる事はなかった‥

そうは言っても、連中が好きなのはCO2‥
この温泉の最大の特色ははブクブク大量のCO2が湯船から噴出しているって事。
だもんで湯船に近寄らないと‥

おおっ～！変わらぬ湧出状態(o^_^o)
んぶ～ん！２匹程スクランブル飛行して来た！
まぁ、２匹程気にしては居られない‥。助役は遠くに走って行ってしまう。
まったく、大丈夫だって‥。痛くて痒いだけじゃない‥。
って、それが堪らなくヤな訳だけど‥┐(´-｀)┌

立っていると狙われるので、速攻で服を脱いでお湯にドブンッ！
ブクブクと湯船の下からのCO2の湧出が物凄い‥。ウッシッシ^m^
この“奥々八九郎”の凄いのはこの湧出する温泉が“チョッと熱めの適温”って事に限るなり^m^
はぁぁぁぁ～。極楽とはこう言う事なり‥。これで、連中が居なければ‥。

遠巻きにしていた助役が戻って来たので写真を撮って貰って交替。
溺れているのではありません‥。水上の露出面積を減らしているんです^m^

助役は、蕗の葉っぱを振り回して入浴していて、あまり情緒豊かな感じではない‥。
今度は蚊帳でも張るしかなさそうだ‥。そんな事をしているヒトも居るらしいけど‥。

そのうち車が一台やって来て男性が４人ほどやって来る。助役は早々退散‥
連中は『氷殺ジェット』だっけ？そんな殺虫スプレーを振り撒きながら独りだけ入浴している。
こちらも慌ただしい‥。

源泉愛好家にとって最高ランクに位置する“足元湧出温泉”を満喫出来てかなり満足至極‥。
前回よりも虻が少なくて、時期をずらした効果があった事を確認出来たし。
今度こそはチョッと肌寒い季節に来てみようっと！^^

ちなみに７月１７日に刺された（咬まれた）跡は８月上旬まで痒かったです┐(´-｀)┌http://counter1.fc2.com/counter_img.php?id=1205573