鰍の唐揚げ、南蛮漬け

さて、獲って来たら食べるだけだ。
食べる為に獲るのであって、獲るのが目的ではない。
釣り師でもバカ釣れしてしまって、食べきれずに近所に配ったりする人が居るけど、本当に喜んでもらっている人がどの位居るのだろう。
人にくれる位なら獲らなければいい‥。

って言っても珍しく「入れ喰い」だと欲がでるモノ‥。
道民時には良く、大型のエゾジカを撃つだけ撃って（重くて）放置してくる猟銃免許保持者の記事を良く目にした。（当時の記事は鉛弾の使用による、鹿の屍を大型の猛禽類が食べて鉛中毒関連だったが‥）
まぁ、街では生ゴミでも山の中なら始末してくれる奴等が沢山いる。

さて、唐揚げと南蛮漬けにする。
全部でこんなもの
二人で食べるには十分だね。
食べ頃サイズよりチビなやつばっかりだ‥

ヌルヌルが凄いので、軍手を嵌めて作業をする。
鰓蓋（えらふた）の尖った部分が軍手に引っ掛かる‥
カジカの殆んどは抱卵したメスや白子のパンパンのオスだ。
あーあ。申し訳ないね人間様の勝手で川の水を干上らせてしまって‥
でも、オジサンこの仕事で飯食ってるんだからね。
回りの家もコの工事で守られているのだよ^^
って念じてみる。伝わったかな？

こっちはいつものイワナ＆ヤマメ
通常は「15cm以下は放流」って内水面漁業法？で決まっているかも知れないが、水がなければ放流も出来ない。種の保存とか環境とか、声を大にして活動する人は多いけど、こう言った合法的に環境破壊？（河川改修）する時の細々とした生物の命についても考えた方がいいのではないだろうか？
工事費に上乗せして、移殖放流させるとか‥
下流には「かじかの里公園」って言うのがあって、繁殖に力を入れているらしい。

かなり砂も飲んでいるので、内臓と鰓外す。
胃袋の中にはザザ虫とか水生昆虫の幼虫がギッシリ
かなりの大食漢だ。

今夜は此処までで終了。
見たいドラマがあったので旭化成「ピチッとシート」に挟んで助役の来る週末（翌日）まで冷蔵保存‥。
ピチットシートは余分な水分だけ吸ってくれるという、旨み凝縮シートで使い捨てな為非常に勿体無い‥。

翌日、唐揚げ粉を付けて揚げる‥
一気に、じゅわわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
揚げる揚げる‥
もういいだろ‥。って試食すると、骨が堅い‥。
二度揚げだ。
じゅわわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

うん、今度は骨までカリカリ‥

食べ応えのある10cm位のを唐揚げで頂き、残りは“南蛮漬け”
豆アジも良かったけど、櫨（ハゼ）とか鰍もいい（はず）。
カジカはスズキ科だったかな？
翌日食べたら骨までトロトロに柔らかくなっている
お酢の効果かな？
“とろける”美味しさ

しまった！骨酒やるの忘れてた(´_｀*)