牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

産卵期のカジカ

一昨日の月曜の事だ。
日曜はチョッとした雨が降ったらしく、実家から帰宅したら自宅近くの雪は殆ど消えていた。
『一雨毎に暖かくなる』とは上手い事を言ったもので、モワァァンとした空気が暖かい。
春の訪れを感じさせる。そういえば実家近くでは、猫がア~ア~発情していた。

薄っすらお湿りの舗装路を職場に向かう。
今日から、現場に下請けさんらがやってくる事になっている。チョッと早めに出勤。
ん?
近頃渇水で干上がっていた河川が流れている!
それも、ゴウゴウだ。
ん!ん!僕の上流の現場の仮設の橋は、水流で押し流されている!
あやや!僕んトコの現場は大丈夫かや?事務所は流されてないかや?
と、ハンドルを握る手がこわばる‥

だいぶ水は被った様だが、事務所と現場は大丈夫。
もたもたしていて現場に手をつけていなかったのが、不幸中の幸いだ。
金曜まで全く流れがなく、水溜りだった河原が一面の川になってしまった。

そのうちメンバーが集まり作業を開始。取り合えず『瀬追い』と呼ばれる土手をこさえる。
新しく出来た水道(みずみち)を利用して排水だ。
バタバタしていて昼頃に、水の引いた河原の一部に鳶(とび)がグルグル旋回している。
何か見つけたな‥。

作業中の他の人はそんな事には気が付かない。し、僕の動きを察知されてもいけない。
素知らぬ振りをして近づき、ピチピチ動いている魚を用意していた買い物袋に投げ込む。
イメージ 1イメージ 2
腹が大きいのはメスだ。3月から産卵期で禁漁になっているけど、まだ産卵をしていないのだろう。
15cm程の大きな魚体はオスだ。アカハラとか既に干乾びたニジマスとかが居た。

で、夜。二枚貝と違って直ぐ調理しなくてはならない‥
イメージ 3やはり、腹の大きなヤツはメス。
小さな魚体に沢山の卵を抱えていた。
この位の大きさが骨も柔らかく食べやすい。
もう一人の僕が、「直ぐ逃がせば産卵して受精出来たのに!」って言っている。
そんな考え方もあるかもしれない。そのまま放置して、鳶か烏に差し出しても良かった。

イメージ 4で、今回も『南蛮漬け』にするのだけど、
焼き葱を入れると
もっと美味しい
って聞くので、投入!

イメージ 5イメージ 6
ジュワァァァァァ~って揚げて、漬け汁に投入!
人参の細切りが大変だった、いつもは助役にお願いしているのに‥
聞けばいつもはシャカシャカを利用しているとの事!

はぁ~。それにしても焼き葱の香りがなんとも美味しぃ~^^
コレなら週末に助役にとって置けるかな‥