牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

被災地Web視察‥山形県西村山郡大江町左沢(あてらざわ)

 今日はバタバタしててテレビのニュースとか見てなかったけど、ソレでも少し見ると各局で同じ家並みの浸水状況を流していた。どこ等へんだろう‥って、調べてみる

山形県大江町左沢地区とのコト‥真ん中のチョッと象徴的な建物が『あてらざわ温泉元湯旅館』とのコトです。StreetViewのいい角度がないので上流の旧最上橋上から‥

確かに‥護岸はあるけど堤防と呼べる高さのあるモノが皆無ですね‥。リバーサイドと言えばソウなのだけど、昔からココで商売されているのだろうし、一定幅を確保して堤防を作ろうとしたら‥施設ごと移転を余儀なくされる感じだよね‥

大きくカーブしてるから流速も遅くなって余計に滞留するんだろうね‥

すこし集落を散策してみる‥元湯旅館の少し下流

避難場所は『左沢小学校』とのコト‥

チョッと読めないけど、その時は1.2m浸水した実績があるらしい。

今度は元湯より上流に少し行ったトコ‥橋に近付いて道路の標高も少し上がる‥

先程より浸水深さが30センチ低くなった‥

以下は昨日の夜に参考までにスクショした画像だけど‥

『キキクル』気象庁国土交通省管理の河川状況を評価するという‥まぁ、そもそも気象庁国交省傘下なんだっけ?行政が縦割りだから弱っちゃうよね‥

雨雲の動き。レーダー解析すると雨雲が一定幅の線上に長時間居座るという‥アレ‥

赤外線雲映像、昔は『線状降水帯』って言わないで『にんじん雲』とか『テーパーリングクラウド』とか言ったんだけどね‥

台風の影響もあるのかな?西から湿った空気が長時間供給されているってこと‥

昔はこれしかなかった‥天気図‥。そのあと、『エッサ』の気象衛星から『ひまわり』になって、雨雲のレーダー解析に移って来た‥。レーダ解析で120mmとか言ってても、解析値で実際はそんなに降ってなかったり、黒雲だけど降ってなかったりとかは多数‥。気象庁も傘下の予報士も毎日アップデートされちゃうから反省と言うかセルフ評価ってしないよね‥。言ったモノ勝ちで生放送で好きなコト言っちゃう政権与党のごとしだよね‥。

チョッと昔はドウなのか判らないけど、大きな河川の割には川に住居が近過ぎない?既得権なんだろうけど、仙台の若林区の荒浜地区とか海岸線ギリギリまで住宅分譲地があって‥アレじゃ‥って思ったけど‥似た感じだよね‥

先祖から何度も同じ様に被災してるんだろうけど、懲りないのかねそれとも国交省が大丈夫だっ!ってお墨付きしてんのかね?

写真の浸水深までは全然届いてなさそうだけど、ココの並び何軒かだけだから余計にみじめな感じするけどね‥知らんけど‥

『左沢』で『あてらざわ』って読むんだってね‥

① かつて寒河江荘の領主だった大江氏が、近郊の長岡山(ながおかやま)に登って西の方を眺めたとき、平野山(ひらのやま)の左手に見える山谷を「あちらの沢」と呼んだことが、地名の由来だと言われているもの。
② 大江町と朝日町の境界上に位置する山岳信仰の山「日光山(にっこうさん)」から、太陽の昇る東の方を望み礼拝したとき、左手に見える沢を「左沢(あてらざわ)」と呼び、右手の朝日町方面を「右沢(かてらざわ)」と称したというもの。
③ 最上川(もがみがわ)の左を流れる月布川(つきぬのがわ)の左岸に開けた土地であるから、「左」という字をとったという説がある。

参照:あてらざわ温泉元湯旅館HP(参考資料/小関晶一)
あてらざわ温泉湯元旅館 

あてらざわ温泉湯元旅館:左沢の由来

あと、ここらで有名なのは朝ドラレジェンドの『おしん』の有名な筏シーンのロケ地が少し上流らしいよ‥一度見に行きたいよね‥

ここの丁度車道が河原で終わるあたりの河原がロケ地なんだって‥StreetViewで見るとなんだか見覚えがある様な‥「おしんっ!」「座ってろっ」ってね‥てへっ

【参考】

ソウいえば最近ナレーションでよく出て来るNHKを退職した石澤典夫さんがNHKの初任地が山形でこのロケ見てた‥って言ってたね‥何年前だろ‥