県の不誠実な対応が事態を長引かせているのが明らかな那須雪崩事故事案だけど‥自分が高校生で講習に参加していた時、若しくは自分の息子か娘が講習に参加していて当日にかなりの降雪があって家で気を揉んでいる‥って想像してみるとなんとも‥
とかく国でも県でも自治体でも学校でも、法人相手にトラブルがあるとロクなことはない。担当者を切り捨てて責任逃れされても賠償されなくなるし、『認諾』って奥の手を使えるのは元々首相とか一部の人だけみたいだし‥。
高校生でも雪崩の事案に詳しくて弱層テストだ接着面だ‥ってルーペで結晶を見たり検討する能力と意識があれば「先生ぇ～チョッと今日は危ないんじゃない？」って提案できたかもしれないし、「先生が行くなら止めないけど、ボクは未来があるから今日の雪上歩行は見学します。でも、ナニかあったらスコップ持って行きますから‥」とか言えればいいけど‥。まさか先生も風とラッセルだけにしか意識が向かなくて、樹林帯でも雪崩がある‥というか自分達がトリガーになって雪崩を誘発する‥なんてこれっぽっちも脳裏になかったかもしれないし‥。死んじゃったし教諭も‥
大切な息子を殺されて県の教育委員会には謝罪ひとつもない親御さんはさぞかし悔しい思いだろうし‥、他の班で命拾いをした高校生達だって、一生嫌な思いを背負って生きて行くのか‥それともすっぱり忘れて謳歌しているのか‥
最近流行りの同調圧力に負けて「ボクは行きませんっ！」って言える感じじゃないだろうね‥待ってたって寒いだろうし‥ラッセルしてて身体が温まった方がいいよね‥
そもそもスキー場を歩くだけだったのに、「少し登ってみよう‥」って誰が言い出したのか知らないけど‥仮に生徒が言い出しても本当は県の教育委員会に稟議を上げなきゃってコトだよね‥
『安全対策を怠った』って、教諭たちには雪崩のナの字も脳裏に浮かんでないよ‥和歌山市の水管橋で点検項目になかったから点検しなかった‥並みの事だよね‥知らんけど‥
こういう時に『登山歴』とか言い出すけど、そもそも『登山歴』の定義ってナニ‥？
ヒマラヤの8000ｍ峰に登山経験が‥って海外登山の経歴を挙げるヒトって殆どだけど、ただついて行く体力と肺活量だけあるヒトと、資金繰りから人員調達と食料計画体調管理をマネジメントして登ったヒトでは比べものにならないしね‥知らんけど‥
謝ればいいってモノじゃないけど‥謝りさえもしていないからね‥
NHKとか政権なら関係者の処分ってだけで済ますよネ‥
ナニがイケなかったのか‥をうやむやにして再発防止もクソもないよね‥知らんけど‥
【追記】
