現在住んでいる長野県と郷里の埼玉県を行き来するのに上信越道と関越自動車道を利用するのだけど、時間を読み間違えると高い高速料金を支払った上に渋滞に巻き込まれストレスフルな時間を強いられるコトになる‥。世の中で嫌いなモノのBEST3に入る行列だもんで、ソレを避けるためにはじめから下道を利用しながら、沿道の知見を増やしたり、抜け道というか迂回路を繋げたり‥なんてドライブを楽しむ‥って言うより、出来れば信号でブレーキをかけて折角のエネルギーを無駄にしてしまうのが惜しいので、なるべく田舎道を選ぶことになってくる‥。
確かに高速道路にて100km/h程で走っていれば実家まで2時間は掛からないけど、下道で行けば‥ドウだろ4時間くらいは掛かるだろうな‥寄り道するからもっと掛かったり‥。だけど、それなりに季節の移ろいとか感じて走っていればなかなか楽しいモノ‥なんだけど、夜だったらつまらないんだけどね‥、ソレに下道なら下道の交通事故のリスクも増大するだろうし、高速なら『あおり運転』『逆走』とか何らかの巻き込まれ事故とか‥まぁ、どっちも危険だと言うコトには変わりはない‥。後で走行距離を比べれば、フル高速だと160kmくらいだけど、下道だと180kmくらいかな?コースに寄るけど‥。
そんな何度も通っている下道で新しい発見をしたので実家に帰るのが更に遅くなったと言うコト‥。群馬県甘楽郡甘楽町小幡って通過してた時に、水路があるのは知っていたけど、良く見ればどうもボクが追っかけている『中央水路』構造の旧街道道なのではないか‥?一度通り過ぎたけど、Uターンして来て『甘楽町歴史民俗博物館』の駐車場に車を停める‥施設は正月休み中だったけど公衆便所は開いていた‥。長野市だと冬季(12~3月)の公衆便所の殆どは凍結防止のために閉鎖してしまいなんと年の1/3は使わない‥というなんとも無駄な行政サービスを展開しているけど、甘楽町はその点まとも‥
県道がココだけ『鍵曲』というか十字路になっていないんでナニかあるんだろうな‥って思っていたけど、こんな素敵な中央水路に出逢えるとは‥
ん?現県道下高尾小幡線と水路と桜並木を挟んで旧街道なのか?って資料を捜して読んだら‥もともとの中央水路構造で現県道と現遊歩道に左右から挟まれた構造になる。
『城下町小幡』って言うんでお城があったらしい‥確かに『甘楽』って不思議な名前だな‥って思ってたんだよね‥
玉石で用水への階段等が造られ残されている様子‥。何処で採取した玉石なのかな?
遊歩道と県道に挟まれてまさに中央水路。増水時対応のバイパス流路も確保してある。
甘楽町歴史民俗資料館別館は正月休みと思ったけど開館してた‥けど誰もいない‥
昔の写真なんか興味深い。当時から中央水路構造だね‥
当時からの石積なのかな?練りはナンだろ?日本のコンクリの歴史はいつから?
街道の建物の隙間から浅間山が見えます。天明3年(1783)の噴火時は高見の見物?
気になったので雄川堰の取水口を捜して上流へ‥。こっちも歴史的構造物みたい
ナビの地図には等高線がないからなんとなく上流に来たら見つかって良かった
北限の蜜柑って藤岡市辺りで聴いたけど、甘楽町にも柑橘が成るんだね‥柚子かな?蜜柑かな?収穫放棄果樹って結構あるし、勿体ないけど人間サマに食されるだけが輪廻じゃないよね‥鳥だって食べるし‥
何度もこの道走っているのに、中央水路に気が付いたのは初めてだね‥
ウォーキングしているヒトに声掛けてハナシしてたら春の桜がとにかく綺麗だっ!って言ってたね‥是非っ!って‥
やっぱ土地のヒトに声掛けてハナシを伺うと、モノクロではないにしろ淡白だった景観が錦絵みたいに彩色される感じするよネ‥春にも立ち寄りたいね‥知らんけど‥
ブレーキを踏んでクルマを停車させないコトを主眼に走っているルート。信号少ないし
実家~自宅の走行距離は多少寄り道したけど、一番最短と思われる高速道路経由の170kmのプラス20kmくらいかな?
エネルギーの損料の大半は折角の運動エネルギーを信号とかで0にしちゃうことだよね‥。ソウは言っても里道山道で事故ったら意味ないけど‥
事故る確率は市街地も山道も比較できないけど、止まらないなら渋滞のない高速道路が一番だよね‥高速料金知らんけど‥
稀に速度超過を見受けられるけどドウなんだろうね?
そんなの誤差でしょ‥倍の速度で走ってる訳でないし、全く気にする必要ないね‥
【追記】迂回路途中ので見掛けた寄生木。なかなか‥
こんなのに逢えるのも下道ならでは‥