三度目の霜降後の葉野菜を『甘くて美味しい』とよく表現するのを聞く‥。実際、家庭菜園をやってて当時作り始めた中国野菜の『ターサイ』なる円盤状の平たくタンポポみたいに生育する葉野菜を、在京で建築事務所を開いている友人が食べて「甘くて美味しいっ!!」って絶賛してくれて、はじめて「ああっ‥確かに甘いな‥美味しいな‥」って思ったモノ‥。当たり前に美味しい野菜や味付けやらで黙々と食べていても、外部からの使者によって褒められてソレに気付くこともあるというモノ‥。もっとも、建築屋としてクライアントさんと日夜交渉をしている友人だもんで、何割かのリップサービスが味付けされているんだよ‥って助役サマは言っていたけど、その辺りから霜降後の野菜の甘味には意識が向くようになったかな?
さて、最近はほとんど見ないテレビだけど‟食レポ”とか言って、タイアップで後でスタッフが何某かの見返りを得ることで成り立っている様な番組で、タレントさんがクチを揃えて言う『甘くなくて美味しぃ~』って言うアレ‥。まぁ、これらの言葉は野菜に向けられるのでなくて所謂‟スィーツ”って呼ぶようになった昔で言うケーキの類に対する表現‥。なんて言うのか、「ワタシは曾祖父や曾祖母らが進駐軍にスイーツ!スイーツ”って言って単に甘さだけを求めていた時代からは脱却して世代を超えているんだよ‥」的な‥よく判らないけど‥。ナニかスカしている‥。意味のないコトを繰り返しているという意味で最近では『スガしている』って言った方がいいかもしれないけど‥まだ伝わらないかな‥
前置きが長くなったけど、何度目かの霜降‥いわゆる『寒締め』ってコト‥
左が『ターサイ』ですな‥直販所では平べったい状態のモノを販売しているけど、スーパーとかではホウレンソウと同じように束ねて帯を付けたりして販売していて育ちがそもそも違うんだろうな‥。右のホウレンソウとかでも拡げて栽培していたら面積当たりの収量がかなり減るよね‥
寒締めで甘くなるのは基本は野菜だろうね‥。大根の根っこ自体は地中で温度が保たれているしね‥。首根っこの出ているトコは甘くなるかもだけど、収穫して埋めておいたこともあるけど、この部分から腐ってくるものだよね‥。他の部分は食べたけど‥
翌シーズンの初夏の収獲を目論んで準備している左のエンドウ豆と右のソラマメだけど‥こんなに伸びた状態で越冬出来るんだっけ?秋がいつまでも暖かいから伸びて来ちゃった様な感じもするけど、冬越せるのかな?チョッと心配‥
霜が降りると辺りがモノクロームな単色な世界になるのがいいよね‥食レポ的には『甘くなくて美味しい』表現は聞き飽きたね‥
昨日の夜が雲もなくて月も綺麗だったから冷え込んだね‥どっちにしても糖度に美味しさを期待しているのには変わらないんじゃない?どっちなんだっ!って言いたくなるよねっ?
村長(あだ名)は根モノのコトを ↑ あ~書いているけど、砂糖の原材料はサトウキビよりビートって砂糖大根の方が多いんだよ‥畑で砂糖が採れるなんて素敵だよね‥食べてみたいな‥知らんけど‥
昔はなんでも『味の素』をふって食べたものだけどね‥直接手にとって舐めたりして‥最近はみないな‥
【追記】
そうそう、こんなのもあったね‥『ドラえもん』13巻