牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

香りとしての珈琲‥?

助役サマと一緒になってからすっかり珈琲党へと編入されて久しいこの頃‥
以前の職場の先輩が近所で珈琲豆の焙煎屋サンで脱サラしていたのにバッタリ出くわして、日常の豆の購入はすっかりソコで行っている。ついでに薀蓄も色々仕入れたり‥

ある時先輩の店の近所を通り掛って寄ってみると、いつもは午前中やっているはずの焙煎を夕方やっていたので見学‥、かなり時間を気にしながら豆のロースト状態を確認‥確認‥
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接客中に釣銭を持ち逃げされたこともあるというぐらい焙煎へは集中‥

通常の珈琲豆を“レギュラー珈琲”といい、先輩の店では“スペシャリティ珈琲”と言う‥いわゆるボクの業界なんかで言うトコの“トレーサビリティ”ってヤツなんだろうね。生産者の畑や収穫日時とかが明確だと言う。コメで言うトコの“ブランド米の新米”ウィスキーで言うトコの“ピュアモルト”ってトコなのかな‥地場産野菜では生産者の顔写真が貼ってあったり‥って感じなんだろうな‥
ホントなら‥

そんな厳選した豆でも麻袋には規格外豆もいくらか混入しているらしい。いわゆる某B系と言われるS書店主催の研修を受け近頃の“Cafe”を開店させている人々は店先で“ピッキング”と称してせっせと不良豆を摘み出すコトになる。

まぁ、他の店のコトはいいとして
この生豆に目を付けるヒトは少なくないはず‥ そこで先輩の店から生豆を貰って来てウチで焙煎‥

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気に入った銀杏炒網がなかったので、せっかくだから京都は清水焼の焙烙を使って炒ってみる

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素焼きの焙烙は時間がかかる‥ やっぱり焙烙はもっと香りの“匙加減”を求める時に使用すべきだね‥

さて、2回戦目は‥
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ガス代も勿体無いので平成初期から使い続けている愛用の周富徳スペシャル北京鍋にて炒りあげる‥

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台所中は焙煎煙で充満‥ ちなみに焙煎煙は珈琲の香りとは全然違います‥ 大量なので電動ミルで‥

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沢山摺れたので、助役サマの生活廃棄物である“廃ストッキング”を利用して“香り袋”を4つ程‥
良い香り‥不良豆だって香りは芳しい‥

ん?せっかくだから飲んでみよう‥
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「‥‥」ん~特に遜色ないかな? プロが味わえば駄目なのかな‥
ボクみたいに『おなかイッパイ』=『おいしい』ってヒトにはコレで十分かも‥

イメージ 3もう珈琲豆は買わなくてもいいかもっ!
先輩のトコに缶だけ預けて定期的に回収して‥(^▽^)
なんて、コト考えていたら‥
助役サマが“フレンチトースト”を作ってくれた‥
美味しい‥ (*゚∀゚)=3