牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

四ヶ堰円形分水塔①

恒例の桔梗ヶ原は洗馬に葡萄採取に出掛ける。
貴重な労働力の助役サマは“例の発表会”の為、朝からお出掛け‥(お出掛けって言っても僕の送り迎え)
バタバタと高速に乗って塩尻北IC下車‥。さて‥って思ったけど、ふと思い出して四ヶ堰(しかせき)円形分水塔に寄ってみる。
塩尻北ICと言えば大小の煌びやか(夜は)の“連れ込み宿”が立ち並び一帯はかなり壮観‥
僕の知る所では、新横浜駅周辺や関越道の本状児玉IC周辺なんかこんな感じで、かなりいかがわしい‥
まぁ、宿泊休憩施設をいかがわしいって言うのもナンなのだけど、通常徒歩での場合は街外れにある施設が、街の入口に林立しているのもドウしたものか‥(*´ェ`*)

インターを下車して、「さて、何処かな?」ってナビの縮尺を拡大したら水路の中心に円形の池が表示されておりすぐ判る料金所のすぐ脇だ。日曜の朝のホテル街をすり抜けると金網に囲まれた施設が現れた。
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塩尻市広丘堅石にある奈良井川の堰から引かれた水路はこの円形分水塔で決められた配分に配水される。
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確かに4本の水路が出ているのだけど、一番西側の水路は既にコンクリで閉鎖されている。
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レベルに作ってあるので綺麗に落水‥ 草の生えているトコは西から1番目と3番目の水路口
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上流側から下流見る。右隣はまさに塩尻北ICの料金所。用地買収はかなり難航したかな‥?
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中央の円形塔から沸き上がった用水は窓から外側の円形水路に‥ 昔は子供がココを潜って泳いだらしい
上流側には目詰まりしない様に集塵機が設置されている。
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 奈良井川と田川挟まれた位置の旧(村井町、小屋、、平田、野溝)の四村が引水しているのだけど、2本は廃用水になっているみたいだけど‥
地元の名士が明治4年(1871)に竣工。昭和9年(1934)に分水場が昭和24年(1948)に水路がコンクリートに改修されたそうだ。開墾100周年の石碑なんかも建立されている。太平洋側出身の僕は地形図の南から北に流下するのがドウモしっくり来ない‥感じ‥コレはもう直らないだろう。
 前回、現安曇野市の『拾ヶ堰(じっかせき)』をうろついた事もあったけど、水捌けの良い扇状地であるゆえ水の利権争いは昔から耐えなかった様だ。昔は、水を制し獲得した者が名士だったのだけど現在はデスク上でパソコンを叩いて情報を操り稼ぐヒトが名士となってしまった‥。
【参考資料】 拾ヶ堰サイクリング