牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

鹿塩温泉『塩湯荘』と『入谷塩壺』

大鹿村塩の里から三伏峠に至る村道を走るとまもなく鹿塩温泉がある。3軒の温泉宿があり源泉もそれぞれとの事‥。
泉質と施設が良くても管理するヒトが悪いと印象が悪くなるのでこの選択は慎重にしなければならない‥
WebでHPで概略を掴んで施設の外観と玄関先‥駐車車両のナンバーや車種を眺めて一旦通過‥
Uターンしようと山道を登るけど、狭くてそのまま登る‥

すると不思議な擬岩の砂防ダムがある‥
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そこで車を転回させようとしたらなにやら施設が目に入った‥
イメージ 2鉱泉の出る砂防ダム“入谷塩壺”」
泉質:ナトリウム-塩化冷鉱泉
主な成分:
ナトリウムイオン 2555mg
塩素イオン    3824mg
炭酸水素イオン   359.3mg

なにやら“平家の落人が見つけた”と書いてある。
そもそも、なんでもかんでも“平家落人”‥
他の内戦の各時代に落人が居たはずだし、そこまで平家の家系?を抹殺する追っ手がいたのか?
そのうち『偽平家追求』もテーマに加えねばならない‥(^ω^)

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チョッと雨が降れば流されるような木チップを敷き詰めた歩道を河原に下りると井戸?がある。

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「どれどれ‥ホントに塩辛いのかな?」 「!塩っ辛い!」濃度にして1.5%位かな?海水の半分くらい‥
塩辛いと言うより‥旨辛い感じかな?スパゲッティを茹でるのに丁度良さそう‥温度は20℃くらいかな?

さて、大鹿温泉‥
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3軒の中から『塩湯荘』を選択‥ 塩川河畔の端正な宿、後背地には日本秘湯の会の宿『湯元山塩館』
が覆いかぶさる様にそそり立つ‥
硝子は昔風の“ウネウネゆらぎ硝子”で好感‥夏の日照りで眩しい庭が映って美しい‥硝子も磨き込まれている‥

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玄関先にある源泉の塩壺‥ 手漕ぎポンプがあったのでコキコキ‥ 空空(カラカラ)‥
なんで呼水(よびみず)入れてコキコキ‥ どばぁ~!
「おおっ!塩っ辛い!」海水よりもチョッと辛いくらいかな?さっきの塩壺よりも倍は辛い!

さて、玄関で600円を払って入浴‥
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汲み置きして加熱しながら循環らしい。先に入浴していたヒトを思い浮かべながら湯船の湯を舐める‥
辛い‥  まぁ、海水の温泉に浸かっている感じかな?
窓の下を流れる塩川の音が心地良い‥

ホントはここに泊まろうと予約を入れようとしたんだけど、色々泊まりたいトコあって断念‥
女将も御主人も感じの良い素敵な宿です。 

【参考資料】鹿塩温泉塩湯荘