水晶小屋

小屋開けに向かった一行を乗せたヘリが墜落したらしい。
関係者に哀悼の意を表します。合掌‥
テレビのニュースで見るとまだまだ雪がたっぷりだ。
５月の連休にはスキーを履いた人やらがやってくる。
僕らも３年前に計画したけど、助役が愚図ってドタキャン(*- -)

後部ローターが雪に接触しての墜落と見られている。
ニュースでは『水晶小屋といわれる小屋』と報道されている。
“いわれる”ってなんだろう？
国土地理院の地形図には小屋のある印はあるけど、名前はない。
要は登記されていないのだろう。まぁ、土地は借地だろうし‥
同じオーナーの所有する他の小屋は環境省から撤去するように勧告？され？長らく裁判をしていた。
ような感じだったけど、どうなったのかな？
あんまりいい加減なことを書けないから、かな？ってしておく。

水晶小屋はこれまた北アルプスで１，２を争う“おぞい”小屋だ。
稜線近くで積雪が余りないからかろうじて潰されないのだろうけど、良く風で飛ばないものだ。
宿泊者はザックを室内に持ち込むことは出来ず、外の土間に積み重ねておく。
昼過ぎには満員になってしまい、泊まれなければ隣の小屋まで何時間か歩かねばならない。
そんなトコ。

確か一度泊まった事があったような？覚えてないな。
冷食（冷凍食品）食べながら、小屋の土間に水晶のかけらが良く落ちている話を小屋番からから聞いた。
水晶岳はその名の通り水晶が採れるらしい。鉱山の横孔もあるとかないとか‥
富山藩主の佐々成政が財宝を隠したとか‥
この小屋のオーナーである伊藤氏の著書『黒部の山賊』に詳しい。
そんな山に落ちている水晶の結晶をビブラムソールに挟んで、登山者が小屋の土間まで運んでくる。
って事。

そんなトコロだ。

山の遭難もソウだけど、ヘリは便利なだけに気象条件を選ぶ乗り物‥。
この様な事故がなくなる事を希望します(*_ _)