牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

水中で魚の生殖活動を覗く

CDを整理していたら、昔の写真が出てきた。
ポジフイルムをカメラ屋でCDに焼いて貰ったヤツだ。
この頃は水中写真に凝っていたな。ニコノス抱えてドライスーツ着て重りを沢山付けて‥

季節外れだけど、お気に入りの写真だったんで紹介しちゃいます。
ホンマスって、ビワマスとか色々呼び名があります。
サクラマスの仲間なのかな。サクラマスって言うと富山の鱒寿司の魚ですね。
琵琶湖から移殖したならサツキマスの仲間かも‥

イメージ 1

まだ20世紀の頃の写真です。季節は9月の中旬で紅葉はまだ始まっていない頃です。
場所は伏せておきましょう。もちろん禁漁区です。
清流の中をホンマスのペアが産卵床を掘っています。


イメージ 2

掘っているのは、メスばかりオスはボーっと待ってます。
僕もシャッターを切りながら、流されない様に腹ばいになっています。
長い間メスは床を尻ヒレで掘り続け、他のオスが近付いて来るとボーっとしていたオスが追い払います。
もっと大きなオスが来ると逆に追い払われてしまう事もあるみたい‥
そんな写真を撮っていると、36枚なんて直ぐ終わってしまい上陸してフイルム交換(´_`*)
水は冷たいのでオシッコなんかもしたり、お茶を飲んだり。
もしもの為にオムツは履いているけど、使用しないで済んだ。
この間に産卵が終わってしまったら‥
って思うといそいそ水中へ


イメージ 3

直径50cm深さは5cmくらいだろうか、産卵床が出来たと思いきやおもむろにメスが大きな口を開けて体を硬直させた。
さあ、産卵だ!


イメージ 4

オスも応える様に大きな口を開けて小刻みに震えている。
すると、水が白く濁り射精が行われた事が判った。
ぼくはただただシャッターを押した。(手巻きなのであまり切れない)
話によるとオスが産卵を震えて促がしているって事だけど、そんな感じです。


イメージ 5

産卵が終わるとすぐさま卵を埋めに掛かります。
埋めるのもメスばっかり(´_`*)


イメージ 6

早く埋めないと、ニジマスやらヤマメやらがやって来て卵をむさぼり始めます。
やっとオスが重い腰をあげて追い払いに掛かります。
メスはひたすら卵を埋めます。大きかった尻ヒレは擦り切れて小さくなっていました(´_`*)


水の中は息を呑むほど綺麗です。

僕はもともとかなりな「釣りキチガイ」だったのだけれど、魚体を見たくて潜っているうちに、釣る事よりゆらゆら泳ぐ彼らの姿を見ているうちに、釣り上げる事をいつの間にか止めてしまいました。
驚くほど大きな魚影を確認出来るんですよ。もうビックリでした‥

ただ、水中撮影は体を浮かせて腹ばいに移動してるのだけれど、何処に産卵床があるかわからないのであまり進入しない方がいいに決まっています。

今ならオートフォーカスのデジタル1眼レフを水中ハウジングに入れればフイルムの残量を気にせずシャッターを押し続ける事が出来るんだろうな。