牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

4月19日仙台入り

「好きにして来い」と助役サマに見送られ、朝の7時位に長野発‥
平日なので高速道路料金は通常料金‥。だもんで通勤割引(100kmまで50%off)をETCカード3枚分利用‥
ナビによると長野道→北陸道磐越道東北道で5時間ほど‥
地元警察署で震災救助車両の登録をして来れば高速道路料金が無料ってハナシもあったけど‥
確かに汚い筆跡で『災害救助車両』ってガラスの内側に張り紙のしてある車両を何台か見掛けるし、自衛隊車両も淡々と走行している。

イメージ 1 福島県でこの時期に吹雪に見舞われながらも、東北道に合流。高速道路が一般道を跨ぐBOXカルバート部に地震にて段差が生じていてアスファルトにて補修がしてある。高層道路なので危ないと言えば危ない‥
 昼過ぎに順調に宮城県に入る。順調だったので白石ICで下車してR4号を北上。大河原市の農協系スーパーで白米5kgとレトルトや缶詰、カップラーメン、菓子パンを購入。後者2品はひとり2個までと注意される‥。

さらに北上すると福島県から流下して来た阿武隈川が並走する‥
せっかくだからボランティアに合流する前に海岸沿いを視察して行こうって海岸沿いに向かう‥
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やがて田んぼにべっとり冠水した跡が‥              警官?が震災地への侵入を規制している
進んでいくと雨の中交通整理している誘導員がチラッと車のナンバーを確認している。
「こいつ、部外者だな‥」ってコトは判るのだろうケド呼び止めたりしない‥だもんでそのまま海岸線に向かう‥
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あらあら‥                           窓を開けると潮の匂いと油を混ぜたような臭い
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漁船が‥                            こっちにも‥
道を塞いで瓦礫の撤去をしていたので引き返す。釘でも踏み抜いてパンクして往生してもイケナイ‥
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名取川下流橋が通行止めなので、引き返す‥ 名取川を逆流する津波の映像はまだ記憶に新しい。

その後仙台市街への侵入を防いだ東部道路(の盛土)を経て塩竈港から我が故郷の東松山市とチョッと聞き間違えやすい東松島市辺りを視察し仙台市内に戻る。
塩竈港は内海でそれ程の被害を感じなかったが、東松島市はかなり‥

ボランティアの仕事を終えた人達と合流し、いろいろ説明を受ける。
車かテントで寝る積りだったけど、教会のあるのが宮城県庁近くの官庁街でとても野宿出来る雰囲気ではない‥し、仙台市内は全く被災地の雰囲気ではなく極普通の繁華街‥
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主たる教会から徒歩で30分、自転車で10分程離れたトコの教会に案内され、礼拝堂にて寝泊りするコトになる‥
夜になると仙台市内も雪が舞う‥
同室なのは、愛知から木こり1名、静岡から工場の機械設計者2名、群馬から森林組合員1名、山形から牧師の卵?1名です。みんないいヒトでした。

さぁ、どんなボランティア作業があるのでしょう‥?