牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

災害ボランティアに登録した頃‥

2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒に起きた(かなり細かいね)『東北地方太平洋沖地震』は地震の名称であって、それによって起きた災害を『東日本大震災』と呼ぶコトは2011年4月1日の閣議でこの地震による震災の名称を「東日本大震災」とすることを了解し、メディアなどの各組織の独自の名称を統一。

ボクも年度末で工期の迫る工事そっちのけでコトの成り行きと、長野県や静岡県まで広がりをみせていた余震に『日々最新の情報だけは耳にしないと‥』って普段からNHK第一ラジオのリスナーなんだけど、夜の間も『深夜便』を聴きながら寝る生活‥

先にも書いたけど、15年前の穴を埋めようと工事の竣工後代休を取るタイミングを狙っていたけど、絶妙のタイミングで2年ぶりに実母が入院‥
その後、1週間で退院した訳だけど『まだ入院している』コトにして貰って『実家で実母の看病?と、残された実父の世話そする』って称して(本人達の承認済)段取りを進めていた。

旧宅の白馬村辺りの友人では、2日後には1BOX車で駆け付けて救援に行ったヒトも居たそうで避難した人達が裸足で震えていると大量に靴を運んだらしい。(ハナシを聞いたのは4月に入ってから)

そんなコトを耳にしつつボランティアの受入れ口を探してみる。
4月に入った頃県外からの受入れを表明している自治体や団体はほとんどなかった。
岩手県は全て“通い”と称して被災していない地域からその日に往復出来るヒトのみ‥

テレビを見ていると宮城県石巻市が県外からのボランティアを受け入れているらしい‥
でも、さて窓口は‥

受入れ側のコトも考えれば、独り独りやって来るより窓口が一人の集団で来て貰って‥自衛隊の様に統率のとれた集団でテントで自炊してトイレも持参してくれた方がいいのだろう‥

って、Yahoo!のトップページから“災害ボランティア”のページを毎日見ていた。
確かに問い合わせ先の携帯の電話番号は記載されているが、いつでも“話し中”‥こっちも業務中なのでいつまでもリダイヤルなんかしていられない‥
こんなコトではその携帯電話を持っているヒトは充電器に突っ込んだまま一日中電話の応対で終わってしまうだろう‥

そしたら『県外可』でメールで問い合わせが出来るボランティアを仙台市で募集している‥
だもんで、さっそくフォームに合わせて送信してみる‥
と、2日後くらいに返信が来る‥

現地では駐車スペースが用意出来ないからコインパーキングに駐車して貰う場合があると書いてある。
1日1,000円位だそうだ‥『じゃぁヤダです』って言う理由にもならないので「特に構わない」と返答
食事は基本米持参でご飯とみそ汁を提供されると言う。おかずは持参‥
寝るトコは自分で確保‥。だったかな?テントか車で寝るとするか‥慣れてるし‥
ボランティア保険ってモノに入って来て欲しいとある。ボランティア登録もした方がいいらしい‥

翌日、地元の社会福祉協議会を探すと会社の近所にあった。全然知らなかった、いろいろなボランティアが世の中にはありソレに対してイキイキと活動されている方々が沢山いる。ボクみたいににわかボランティア精神に萌えているヒトが、ボクの前にも説明を聞いていた。説明をする人もひとりひとりに丁寧だ。
利益優先ならまとめて説明するトコだったけど、これこそ利益を優先としない仕事なんだね‥

長野市社会福祉協議会としてはこの時点(4/15)では団体としての活動は支援物資の収集運搬だけと言われる。震災関連としては長野県内の栄村も被災しているのでそっちのボランティアも勧められる。
東北大震災関連としては、今後受入れ側の自治体と協議が整い次第連絡をするという。
来週から受け入れ先が決まっているボランティアに参加して来るコトを伝えると、是非帰って来たら報告して欲しいと言われる。何処も情報がないんだな‥