久比岐自転車道 - 牛歩村日記？ Like a snail's pace?

６月２３日（土曜）は久々にカヌーでお散歩って思っていたけど、金曜が大雨で河川も増水しているので中止し、海にでも行こうかと思って自転車も担ぎ出した。

以前から気になっていた国道８号線横を走るサイクリング道路。『久比岐自転車道』と言うらしい。
本来なら『くびき』とは『頚城』と書くと思って居たけど此処は何故か前者の様に書くらしい。

そもそも、旧北陸本線の線路跡を利用したサイクリング道路なので、高低差も殆んど無いはずだし、カーブも緩やかなはずだ^^
僕の書庫から宮脇俊三氏の『廃線を歩く』って本を探したら、ⅡとⅣに載っていた^^
ふむふむ蒸気機関車時代はサイクリング道路の位置だったんだねぇ。

土曜の朝、モタモタ準備していたらスタート地点のＪＲ北陸本線梶屋敷に来たのは既に正午前‥
此処から直江津駅まで走って輪行して戻って来る予定、明るいうちには余裕で戻って来られるだろう。
って、時刻表を見たら我が家の前を走るローカル線の大糸線とひけをとらないくらいにダイヤが少ない‥。
17時代はゼロで、18時代までは時間１本だけだ。

梶屋敷駅に車を置かせて貰い、正午出発！　300ｍ程走った早川の河口が自転車道のスタート！

浦本漁港までは海岸線を走る。カニ漁の籠が沢山積んである。ここらはベニズワイガニの水揚げが(自称)日本一だそうな‥
浦本を過ぎると、国道が海岸線に行き現北陸本線はトンネル、旧北陸本線のサイクリング道路は国道と崖の間を走る。ここらは地滑り多発地帯の為数々の土砂災害や雪崩れ災害で、鉄道は勿論国道も不通になったらしい。
助役の首に巻いたタオルがチョッとかっこ悪い(o^_^o)

能生地区と小泊地区を繋ぐトンネル。
このサイクリング道路の醍醐味は旧北陸本線のトンネルを幾つもくぐれるって事だ。
外はジリジリ熱射病日和でも、トンネル内はヒンヤリ(=^・^=)
汗が走行風で冷えて長いトンネルだと身体が冷え切ってしまいそうだ‥。

昔積まれた石積。関東だと『真鶴石』って伊豆の真鶴半島で採取される石を使っているのが多いけど、此処の石も同じ風合い‥。積み方も国鉄特有の積み方で土木ではあまり見ない（と思う）^^

名立の定食屋で昼飯。助役はアジフライ定食、僕はツミレ定食。街道を走る運転手の御用達の店だ。
ふと横を見ると、休憩中の運転手がビールの大瓶を美味しそうに空けている‥
この場合、運転手はもちろん店も幇助罪だろう。って清算した運転手を見ていたらＲ８の路肩に停めた自分の車で仮眠を取り始めたらしい。
炎天下でクーラーを入れながら仮眠をとるのだろうアイドリングぶんぶんしている。
バイクなら跨いでいれば運転中って見られるらしいけど、路肩で運転席で酔ってアイドリングってのもかなりグレーなトコだね‥。

なんとか頑張って上越市。上越市って昔からあったのかな？たしか直江津市と高田市が合併したんだよね。
このまま直江津市に向かおうと思ったら、助役がチャリ用の水筒を落した事が判明！
別に高い物でもないので、いいのだけどケチな二人なので戻る事にする。
僕は尻がヒリヒリ痛み涙目‥
半分程戻って休憩した所に残置されていた。ふぅ～^^
戻って来たかいがあったモノだ‥
満足げな二人をパチリ^^
ゴール時はすっかり曇ってたけど、またまたジリジリ西日が眩しい‥