2014雨宮の御神事『橋掛かり』

我が家からほど遠くもないけど、千曲市の雨宮区の雨宮坐日吉神社の神事芸能は３年ごとに行われ、何やら500年を超える伝統があるとのコト‥。

助役サマが「見たい、見たい」って言っていたけど、３年前は東日本震災関連で中止。満を持して下見をしたり、聞き取りをしたりして本日に至った。けど、当日(4月29日)は昼間は少々離れた東御市祢津にて祢津東町歌舞伎を観劇して、一旦帰宅して出直そうか‥って協議したけど、微妙な時間だし‥直接現地に向かう。近所の邪魔にならない？トコに駐車し、会場に移動です。

神事は午前中から行われていて、神社の境内は盛り上がっているようです。全ての神事をひっくるめて“重要無形民俗文化財”ってコトなのですが、どのくらいの人出になるのか？

　
最大？の見せ場の“橋掛かり”を見渡す場所は堤上の僅かな幅しかないトコなので直行しました。
２時間前なんでこの程度のヒトです‥。助役サマは2時間もココにいるのか‥ってうなだれてます‥。

　
橋掛かりの舞台になる斎場橋には吊るされる氏子さんと確保する氏子さんの安全施設が設置されてます。

　
遠くに神社から通りに出たお祭りの一向が練り歩く姿が遠望できます。助役サマはボクを置いて偵察に行くついでにトイレに何度も行きます。すると、すぐ隣に友達の家族を見付けて久々の出逢いにしばし情報交換ですな‥。退屈していた時に時間つぶしが出来てボクも一安心‥

　
さて、ホントに2時間程待機して、係りのヒトが準備を始めます。いつしか雨が降って来て‥僕らも上下雨具を着込みます。傘を差したら後ろのヒトが見えなくなっちゃうモノね‥

通りの方から住民やらどんどんやって来て、賑やかです。堤から川にカメラ？を落としたヒトも居たり‥

　
あれよあれよって準備が進み、選ばれた4人の氏子さんが獅子の面を被って宙吊にされます‥

　
引っ張り上げられた氏子さん達は橋の上に引っ張り上げられます。橋の上の氏子さんも称えあっている様子。薄暗くなったトコに沢山のフラッシュが焚かれていますな。

特に観光の為に祭りの意味のナレーションなんかある訳ないので、あたりのみんなも「ん？終わり？」
て感じ‥

　
神社の神職の人達と氏子さん達や来賓？のヒトがごった返しているので、サッサと退散です。

　
先週も来たんだけど、せっかくなのでお参りをして行きます。トイレも寄ってね‥

　
思っていたほどごった返すことなく落ち着いた感じの素敵なお祭りで助役サマも満足してくれた様です‥

【資料】　雨宮の御神事①　斎場橋近くの電気屋の御主人がまとめたＨＰです。
ボクらも２度ばかりお話を聞かせて戴きました‥。