“アプトの道”と界隈

第３橋梁から横川方面は第５隧道から始まる。ナトリウム灯のオレンヂ色の燈火の下を歩いていると、なんだか昔のテレビドラマのアンタッチャブルの様だす。
　
煉瓦はイギリス積だすな‥どうも深谷産煉瓦はイギリス積が多い‥　長手と小口が一段毎に交互‥

　
倒壊したトコから察するにイギリス積が４重程になっているみたい‥　　　　ココは列車通過時の待避所‥

　
第４第３隧道は連続している。列車からはこんな景色は見れなかっただろうな‥

　
第２隧道は上部を旧１８号が走る為、煉瓦崩壊を防ぐためにモルタルが吹き付けされている‥

　
第２橋梁だっけな？綺麗に煉瓦が積んであっても、眺める地点がないと‥チョッと残念‥
右写真は隧道ではなく旧18号の函渠(カルバート)‥信越線では4.5ｍ（だっけな）以下を函渠と呼んだそうな‥

峠の湯で“アプトの道”を離れ坂本宿に入る
　
正月に工事中だった水路は完成しているが、舗装が下流に向かって工事続行中。かなり気の長い工事だ‥

　
向こうに見える山がのが刎石山、碓氷峠を下って来た旅人はこの山から坂本宿を見下ろしてホッとしたと言う。こんな坂本宿のはずれにも素敵な路地が残っている。

　
正月に来た時にも書いたが、宿場の中央を水路が流れていたそうな‥
片方に寄せられた水路にもいづれコンコンと水が流されるんだろう‥。だけど、生活に必要な水と言うよりなんだろ、景観の為だけなんだろうな‥

　
旧18号の碓氷峠は坂本宿を出たところから始まる。霧積温泉への分岐を過ぎると遮断機がある‥
『浅間山噴火対策　第三次交通規制地点』とある。ここで交通規制がされるなら、助役の御実家や妹さんの自宅など如何なってしまうのか‥

　
旧18号からの中山道入口。しばらく見ていると、数人の先輩達が下りて来たので色々ハナシを伺う。
旧碓氷峠からは２時間半の下り、道は登山道ナ感じだそうな‥。
彼らは今朝中軽井沢駅から追分宿、旧碓氷峠を経て今日は安中まで歩くと言う。それに今日で中山道129里の踏破が完了して打ち上げだそうな‥　いいな‥近頃は街道踏破の旅をする人が多いみたい‥
以前は僕らも登山ばかりだったけど、近頃はこっちの路線に変更中だな‥

アプトの道（第３橋梁～坂本宿）

　浅間山ハザードマップPDF
偏西風で火山灰は東に流される予想がされている。