牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

駆け足で遠野

7/18に鉛温泉を後にした僕らは、チョイと遠野市に足を踏み入れた。

僕は以前一関市工事をやった事があり、その時に足を伸ばした事があったけど、判ってはいるけど界隈で車を転がしても“民話の里”を実感する事は出来ない‥
って言うか、車を降りても何もない‥。
地元のヒトと会話をしても、なんら“民話”を感じる事は出来ない。
って言うのが正直な所‥

柳田國男氏の『遠野物語』のお陰で“民話の里”のイメージがメディアによって構築されているが、なんなのだろう‥
こうやってこの地に2度も来てしまうのだから、“上手く乗せられている”って言うトコだろう。
角川映画の『読んでから観るか、観てから読むか』だっけ?往年のキャッチが頭に浮んだ‥

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花巻から遠野に向うR283と平行して走るJR釜石線岩根橋
銀河鉄道の夜』のモデルになった釜石線の当時の面影を残すと言われるコンクリート
なんて言うのか、御茶ノ水の“聖橋”を思い出させる

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これもまた同じくモデルと言われる宮守の“めがね橋”まぁ古いと言えばその通り‥

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“南部曲り家”でも見ようと寄ってみた“千葉家”確かに岩手は千葉姓が物凄く多い‥
普通の民家と思って寄ってみたら、豪農の庄屋様だ。
受付をやっているこの家の古嫁は、県や市の民家保存に対する理解の無さをこぼしている。
身上(しんしょう)持ちにはそれなりの悩みがあるらしい。
「こんな城の様な豪邸には興味がないので、もっと庶民的な民家を紹介しろ!」
って教わって行ったのが下

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遠野市内の伝承園の民家‥。かなり庶民化したと思ったけど、天皇陛下もいらしているらしい。

イメージ 5近所の姉(婆)さんが、持ち回りで囲炉裏の番をしながら藁縄なんかを編んでいる。
色々ヒヤリングをするが以外と聞き取れる。

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勝手に絹糸を紡ぐ所がある。さっそくやってみる。
こんな体験が出来ると、施設の印象が良くなる。

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助役は子供の頃に実家の実家で“お蚕さんの食む音”を良く聞いたそうだ。

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伝承園内の食堂で昼飯‥
この後、南部煎餅焼き器を探して水沢、江刺まで南下する事になる‥。

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遠野市郊外には、こんな北海道の酪農農家の様な家屋が多い。
三角屋根より屋根裏のスペースが確保できる。
酪農が盛んなのかな?
アサヒビールのホップも遠野の直営農場で生産されてるって言うし、『遠野』って言うブランドなんだろうな‥。なんか、いいトコみたいな‥。

今ひとつ通過しただけなんで、良く判らなかったけど‥。http://counter1.fc2.com/counter_img.php?id=1205573