牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

覆面調査員、鰻を喰らう

長野市の城山地区と言えば助役が言うには高級住宅街‥
確かに北に山を背負い、南に庶民がうごめく善光寺平を見下ろして気持ちがいい‥
平地の雑踏と夏の熱気は小高い丘の上では少し涼しげに感じる。
でも、背後の山が22年前に崩れた地附山に連なっていると思うとあまり気持ちのいいものでは無い‥

昨年も善光寺裏の箱清水の鰻屋に行ったけど、チョッとね‥( -_-)=з
今度は、同じく善光寺界隈にある「花○き」と言う店に行こうと電話した。
「はなぶ○」と読むと思ったら「か○き」って読むらしい。

「この時期は予約しないと混んでますか?」
「当店は一年中予約制です」と、男性の声‥
「あっ、そうですか‥食事内容は何か決めておいた方が‥?」
「いらしてからで、結構ですよ‥」
「じゃぁ、金曜の19時に大人2人で‥」

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19時に予約したのにまだ家族連れが一組食べているだけ‥空いている。

二人席が2箇所あって「お好きな方に‥」って言うので、「あっちの窓際席がいい‥」って言ったら、断られた。来年は「WindowSidePlease」と予約を入れないとイケナイ‥。
(後に判るがソコは3人席だったらしい)

折角だから、“鰻尽くし”みたいの食べるか!って考えたけど、『鰻会席』は要予約‥
注文を取りに来た女性に、「電話で予約時に“要予約”など聞いてない‥」って教えてあげた。
「そうですか、スイマセン」
「ブツブツ‥」
「肝の煮物とか、頭部の焼き物は?」
「チョッと確認して来ます」
おいおい、メニューなんかコレポチなんだから、予め確認して置けよ!
助役は『また言ってる‥』ってうんざり顔‥
まぁ、今月は旅行で散財してるので断念‥全く商売っ気無いね‥

しばらくすると、ネクタイのリーマンやらで席が埋まって賑やかになった。
店内に電話の呼び出し音がしばらく流れて、おいおい携帯なんか何時まで鳴らしてるんだよ‥。
って席を眺めたら、店の電話だったらしく先程の女性が応対をはじめた。
このうなぎシーズンに夫婦二人だけでは無理だろう‥って助役と話していて耳を疑った。
「今、取り込んでいるので後程お掛け直し下さい‥」
ええっ!っと助役と顔を見合わせてしまう。
なんだ、今年も外れか‥

先日みた毎度『ためしてガッテン家庭でプロ級!うなぎ極うま調理術によると、高級鰻とスーパーのパックの品での調理法を紹介していた。なにやら関東風は1時間半も蒸し上げるそうな‥

その割には、出て来るのはやけに早い。注文があってから捌くと言っていたのに‥
幾ら予約制でも、ココは関東風と関西風を両方出すので、予め蒸しておくと損料が大きくなりそうだ‥
う~ん(*´~`*)  ガッテン流でも知らないプロの技があるのだろう‥

別に、ココの店に限った事ではない。ただ、関東関西の両刀使いなので‥
それに関西風は付きっ切りで鰻を反転させていた。表面はパリッと中はもっちり仕上げる為だ。
電話もまともに取れない店で手の掛かる焼き方が出来るのだろうか?
もちろん厨房は一人しかいない。ココにもプロの技が隠れて居るのだろう。

普段は何も考えないで食べていたけど、女性が『主人の拘りで、注文を受けてから‥』なんて言うので疑問に思った訳だ。余計な事は、黙っていればいいのに‥┐(´-`)┌

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うな重と、ひつまぶし
まぁこんなトコだろう。鰻会席に比べて費用も半分で済んだ‥

イメージ 4あー喰った喰った‥
おなか一杯じゃない所がいいかな?
まぁまぁだ‥
容器の形が食べ難い。それ程底上げではなかったけど、初めから容器が薄い^^

しかし、鰻屋の一年は何をやっているんだろう?
割烹ぽい事もしているみたいだけど‥

清算後玄関に行くと、客の靴が雑多に脱いだままの状態で散らばっていた。
まぁ、ソコまで気が回らない店って事だ。

はじめは店の名前を、チャンと書いていたけど、やっぱり伏字にしておいた(*- -)
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