牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

越中八尾で坂巡り^^

2月10,11,12日は仕事が休めたので富山、能登、金沢と出掛けてきた。
昨年の五月連休、八月の盆休み以来の“お出掛け”で気合を入れた^^
10日糸魚川から富山まで贅沢にも高速に乗り、“鱒寿司”を買い捲る。

その後、“おわら風の盆”で有名な八尾(昔は婦中郡八尾町って言っていたけど、今は富山市八尾町)に寄った。“風の盆”の3日間は30万人の訪問者で現地はもちろん富山市内の宿泊施設は全て埋まると言う。

旧?市街地を車で一回りして、井田川沿いの駐車場に車を停めてこの後の道を確認していたが、あまりにも綺麗な石垣に誘われて、しばし散策する事にする。(以前も歩いた事があるが‥)
八尾は“風の盆”だけでなく“坂の街”としてもかなり有名。
玉石積の土留めは河川から石を拾えた頃の名残‥
河川法が改正された今では、一部の既得権者にのみ河川の浚渫が許可されている。
ちなみに八尾は「やつお」で、「やお」ではありません^^

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井田川河岸段丘?だろうか涯線に沿って石垣がびっしり張り巡らされている。
この石段の上が“風の盆”の舞台“旧市街地”

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井田川の河畔と旧市街地は何本もの階段で繋がっている。
細かい階段が迷路の様で、“散歩心”をくつぐられる^^
映画『薔薇の名前』(The Name of the Rose.1986年/仏・伊・西独 )の迷路階段(Labyrinth)の様だ^^
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イメージ 8この急傾斜地も「画面左手前」に見えている「アースアンカー」により地盤を支えている。
ここでも土木技術が社会基盤を支えている^^

でも、何であんな狭い台地に肩を寄り添って住んでいるのだろう?
googleマップはゼンリンの住宅地図をベースにしているからどうも、地形的要因は判り難いな‥
航空写真は過疎地宜しく解像度悪いし‥
八尾旧市街地住宅地図
坂道の一本一本克明に見えればいいのに‥
都会なら車も判別出来るかなりの解像度の写真を採用しているけど‥

イメージ 9ひとしきり歩き廻り、井田川河畔の駐車場へ戻る。
連絡歩道橋の高欄(手摺)に、“風の盆”の踊り(振り)のレリーフが埋め込まれている。
踊り好きの助役は颯爽と、踊り始める‥

イメージ 10八尾に来た本当の理由はコレ^^
『八尾中核工業団地』のエントランス広場のモニュメント。平成5年か6年位に僕がデザインした。(広場も)
一応“風の盆”の踊り子をモチーフにしているのだけど判るかな‥?かなり時間が経って、僕の中のイメージではもっと大きかった(高さが)記憶があったのだけど、以外と小さくて拍子抜けだった。
でも、芝地も潅木も手入れが行き届いていて嬉しかった。
“地図に残る”程ではないけど何年か残る仕事が出来て良かったと思う‥。
(この歳で過去の仕事を振り返るのもどうかと思うが‥)

助役にも良く見て欲しかったけど、気まぐれな天気が丁度大粒の雨を大量に僕らに浴びせかけて来て、後ろ髪を引かれる思いで立ち去ってしまった┐(´-`)┌

急傾斜地の階段に外照灯が沢山セットされていると思ったら、「越中八尾夢あかり」ってイベントをやっているみたい‥
寺の近くの大木に鷺が沢山巣を作っていたけど、眩しくないかなぁ~

まだまだ、北陸のお出掛けは続く‥