牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

早春のホタルイカ祭り‥

イメージ 1雪が溶けてきたら、そろそろホタルイカの季節。
助役も一度視察に行きたいと言うので、近所の仲間と視察(兼採取)に行った。
最低限の道具はタモ網と発電機と投光機。
産卵の為に接岸する彼らを、タモ網で一網打尽ってのがこの漁の仕組みです。
もっと暖かくなってくると、夏祭りの縁日並みに明かりの列になります。

イメージ 2海面に向けてライティングすると、いろんな生物と一緒に赤茶けたイカが紛れ込みます。そのうち大群で海底から沸くように海面が全てイカで埋め尽くされる‥
って、言うんですが‥
そうは問屋が。

イメージ 3沸く為の条件は諸説あるのだけれど、とにかく数打てば当たるで、何回も海に行くしかありません。この日は“うねり”が大きく、“沸く”ような気配は感じられない。
でも、“はぐれイカ”がちらほら。
助役は生きたホタルイカを見るのが初めてだって言うので、とり合えずゲット。
可愛いのでいじりまくります。

イメージ 4午前3時まで粘ったけど、回りも取れている気配が無いので、人数分(4杯)キープして帰宅。あー眠い。

イメージ 5帰宅後ボイルして一杯ヤル。あー眠い。
ホタルイカの主に光るのは、10本の足のうち長い2本が良く光る。
ホタルより明るく眩しく、青白い。
アーク溶接の火花みたいって言うのかな‥
ざるで洗っていたら明かりが、既に空前の灯火状態。
この写真でもうっすら光っているのが判ります。

イメージ 6どんどんいい湯加減になる鍋の中で、何も知らず泳ぐイカ達。
2~7%いると言われる寄生虫も、70度で死滅するので煮込まないように注意して温める。
あまり煮込むとわたが飛び出してしまう。

イメージ 7一晩頑張ってこれだけじゃ、スーパーで買った方が絶対安いね。
でも、お決まりの早春の行事なんでこんなもんでしょう。
来週に新月の大潮があるんでもう1回チャレンジかや‥

寝床に入る時空が白んでいるのにはげんなりです‥