牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

義兄弟の会?【浅間山編】

今年の正月のコト‥
助役サマは三姉妹の長女なんだけど、御実家で義弟二人が、山登りがしたいけど一緒にどうですか?
とのコト‥
う~ん‥まぁ‥実現しないだろうな‥って思いつつその場は快諾‥
末義弟は日曜日が休みでない仕事だし‥。ボクも現場次第だし‥
って、思いつつ‥ 行くなら義弟達の郷里の名峰浅間山ってコトにしようとは思っていたし‥

だもんで、夏山シーズン突入する頃に思い出して義弟達と連絡をとる様、助役サマ→義妹達→夫(義弟達)と伝言を回し、その後はメールにて連絡を取り合う。驚いたコトに皆超乗り気でトントンと決まる‥
決行は7月20日(土)日曜日は休める様に‥雨天時は8月か9月だったかな‥?
ボク的には7月22日(月)に現場乗込みでギリギリでした。

まぁ、朝は日の出と共に登りだしたいのでボクは助役サマの御実家に前泊‥。って単身で乗込む自信が無いので助役サマも連れて里帰りです。仕事を終え速攻で着替えて御実家へ向かいます。
なんと、姪っ子がひとり助役サマとお泊りしようと待ち構えているとのコト‥ 急いで高速です‥

さて、すったもんだで朝5時に義次弟に御実家へ迎えに来て貰い、近くで義末弟とも合流‥
一路、浅間山荘天狗温泉へ向かいます。
いわゆる小諸口って言うのかな?浅間山へのポピュラーなルートですな‥

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浅間山荘天狗温泉では、どうも1台500円/日で駐車させて戴けるらしい。既に10台位先行している様子。僕らも準備して、登山届を提出して登山開始です。

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森林地帯からしばらく登ると早くも黒斑(クロフ)山との鞍部(アンブ)の温泉臭地帯です。

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さすがに活火山の浅間山です。山陵がゴツゴツで鬼が島の様ですな‥
ソウ言えば、前回登山規制になった噴火時は‥え~と、平成15年だったかな?ボクが木曽に居た時で、高原レタスの値が高騰して賄いの姉さんがブゥブゥ言っていたな‥

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小諸市の臨時職員の方が365日常駐している。冬はドウしているんだろう‥よっぽど変わりモノなんかな?帰路に寄ってみよう‥
至るトコに『自己責任』って文字が見え隠れしているのに、自治体が規制もしているらしい。
じゃぁ、自己責任って‥
『今日は登山が出来ます』って書いてあるけど、過去の噴火は毎回前触れもなく突然らしい‥
意味ないよね‥

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火山館からしばらく歩くと、黒斑山との分岐です。『Jバンド』って方面にも行けるらしいけど、Jバンドってナニ‥?

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鞍部の端部です。前回の噴火時はこの辺りまでは登山可能だったみたいです。可能って言うのは自治体で許可していたってコト‥。ここからグイグイ急登とになります。
左が浅間山右が黒斑山‥。この間を登って来ました

イメージ 11振返ると北アルプスの槍穂がクッキリです。
山の名前は得意なんで、ここぞと説明していたら義次弟のスマホのアプリでカメラを向ければ山名が画面に現れる‥
なんて、ボクの出番なし

イメージ 12グイグイ火山らしく礫の転がる山肌を登ります。
高度を上げると心地よい風が汗を乾かしてくれます‥
この山が黒斑山。右端部の登山道がJの字を描いているのでJバンドだそうです‥

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さて、火口の縁の下まで来ました。ココから先は噴火の危険と火口への落下防止?なのかな?
危険としか書いてないので、具体性に欠けるけど立入禁止とのコト‥

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コンクリート製のパイプが突然の噴火による火山弾からの避難所として設置してあります。
長野のコンクリート2次製品メーカーのホームページにもヘリで吊って来たって掲載されていたな‥。
有事の時には皆んな避難して入れるのかな?噴火が納まるまでココで待機って訳には行かないだろうケド‥もっとも、そのまま竈としてローストされちゃうような‥

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写真の凹部は現火口ではないけど、昔の火口なのかねぇ~。現火口は危険ってコトで立寄れない。
正面の丘の向こう側に火口があります。右側にモヤッっと噴煙が流れています。有毒なのかな?

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何の法律なんだ?って義兄弟で協議を重ねたけど、なんだか良く判らない。自己責任の老夫婦が立ち入り禁止区域からやって来たので「火口見て来たの?」って聞いたら「一等三角点があるから見に行った‥ごにょごにょ‥」って言っている。
義末弟は、ボクの友達は一か月前に火口を見に行ったし、登山者ほぼ皆んな登っていたし‥って主張していたけど、まぁ‥如何しよう。ココで女子供爺婆居るトコで『自己責任だ文句あるかっ!』って侵入するのも‥ドウかって止めた。次回ヒトの少ない時にコッソリ侵入しようって‥
おっと富士山です。富士山はなんら変わっていないのに、世界文化遺産に登録されてから初めて見るけど、なんか有り難くなったような‥?

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現在登山可能な終着地点の前掛山山頂手前から浅間山を眺めます‥

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前掛山山頂側からです。
助役サマの御実家とか義弟の家とか山頂から眺めると、なんと近い事か‥
コレなら噴火時は避難しなきゃなるまいな‥ってコト‥。
火山弾が4km飛んで行くのはアノあたり‥
火砕流ならこんな感じ‥ってイロイロシュミレーションです‥。
義弟達もチョッと他人事ではないコトを認識した模様‥。

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山頂はアレです。噴煙が薄っすら‥ ん‥?大量のヒトが列でロープ潜って登っているし‥くっそぉ~
オレサマはルールを守って登らないでいるのに‥。珍しく規則を守っているので悔しいです‥な。

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のんびり、コンビニで買ったパンとか持って行ったミニトマトとかの昼飯を食べて下山です。

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外輪山の端部が登山道です。まだまだ登って来るヒトが居ます。

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この頃は結構ジョギングしていたけど、ボクも下山時には足が痛くなって来たよ。

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Jバンドを見ながらせっせと下山‥。Jバンドって日本のバンドって感じ‥?

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樹林帯に来れば、カラマツ林とチシマザサがチョイと高原の様相‥

イメージ 32帰りは火山館に寄って見学です。
トイレは協力金を募る有料です。
男性が独りで常駐していました。ハナシを聞いたらチョッと取っ付き難かったけどなかなか面白そうな話が聞けそうで、暇な冬季に来れば面白ソウです。
次回浅間山が噴火したら、まずこのヒト安否を心配するコトになりそうです。

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樹林帯をせっせと下ります。みんな疲れて来てだんだん言葉少なくなって来ました。まぁ、ソレまではそれなりに義兄弟なりに和気藹々としたハナシをしながら歩いていたってコト‥?

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登山口の天狗温泉近くの沢は温泉と同じく真っ赤な色です。おおっ!登山口の小屋が見えて来た‥

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天狗温泉では馬を飼って居て乗馬が楽しめる様です。今度来てみようかな?
ひと風呂浴びて、車で下山。助役サマの御実家で久々に助役サマが運転してくれるってコトで、鱈腹(たらふく)ビールを飲みました。
右の写真は、助役サマの御実家の2階から見た浅間山
アノ鞍部からエッチら登ったんだなぁ~って‥

翌日、かなり筋肉痛になったけど久々に快適な登山でした。
次回もあるかな?義兄弟の会‥?