煉瓦の深谷駅と消えた煙突‥

我故郷の埼玉県の中央部辺りには、煉瓦の水門や樋門なんかが沢山ある事は故郷を離れてからソレが珍しいモノである事に気が付いた‥
煉瓦の積み方について検索をしていたら、辿り着くWebPegeは冠水橋を検索した時と同じトコに辿り着く‥
毎度、僕の興味を満足させてくれるヒトが居るもので頭が下がる。
たぶん北関東に営業拠点を持つ土木系のコンサルタントの管理職の方なのだろう‥
講演とか見学会でもあったら一度御教授願いたいトコだ‥
そんな事考えていると、意外と『タモリ倶楽部』なんかのゲストでいきなり逢えるかも知れない
（＾ω＾）

ふむふむ‥
埼玉は深谷出身の実業家の渋沢栄一らが都市の整備に必要な煉瓦の工場を地元現深谷市上敷免に建設したってコトに因るらしい。今で言うトコロの生コンのプラントを建設したようなモノ‥
初めは近くを流れる利根川を利用して都市まで煉瓦を運んだらしいが、高崎線の鉄道が通じると専用鉄道を敷設し売り捲くったらしい。
だもんで故郷辺りは煉瓦の構造物が多く残っているとのコト‥

1月2日は埼玉県の北部を通過し群馬県の新田町にあるJH(ｼﾞｮｲﾌﾙ本田)に行ってみようと車を北に向ける‥
407号を熊谷に入り、17号に左折‥　立派だと評判のJR深谷駅を見物‥
　
かなり新しそうだけど、立派な感じ‥

良く見ると小口積みになっている。東京駅と同じとのコト‥　でも、ドウなんだろ、煉瓦を積んだのではなく煉瓦タイルを表面に貼り付けた様にしか見えない‥

　
駅の交番横から煉瓦を運び出した引込み線の線路跡が遊歩道になっており、日本煉瓦製造株式会社まで続いている‥。らしい‥　が‥

まぁ、正月から見学が出来るとは思ってなかったけど‥　大きな煙突ぐらい眺めていこうかと‥
　
旧事務所の日本煉瓦史料館だけ広大な敷地にポツンとあった‥
2006年に自主廃業し操業を停止していた。らしいけど、まさか更地になっているとは‥
ホフマン輪窯とか見てみたかったな‥　門柱の煉瓦だけ触って後にした‥

【参考資料】　日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設