岩窟ホテル

巷は数年前から“廃墟ブーム”らしい小学館系の漫画雑誌に特集が組まれていてフフンと眺めていたものだ。ブームと言われると「チェッ」っと思うけど、我々牛歩村も廃墟の様な家？を好んで借りて住んで、連休とあれば廃墟の様な温泉地を泊まり歩く‥（近頃出来ないけど‥）

そんななかで、営業していると思っていたら廃業していてWeb上では廃墟廃墟と持て囃されている施設がここ“岩窟ホテル”だ。
20年位前に落盤があり、営業を停止しているらしい。
以前は“吉見百穴”とセットで楽しい施設だったのを記憶している。
市野川の橋から見ると、岩肌に白く塗られた塗料が艶かしく宮殿風に形作られていて当時から異彩を放ていた。

全景‥岩の中に２階建てのスペースがあり正面は極彩色(白)でパルテノン神殿風に彩られていた

　
草ぼうぼうで廃墟風だ‥　　　　　　　　　　　向かいの売店は地主の経営で製作者のお子さんがいる。
　
ちょっとした資料館の様に写真が展示してある。

　
賑やかだった頃の話をしていたら以前新宿のペンタックスフォーラムで此処の写真展があった時の案内状を頂いた。
店の裏には当時の看板が捨てられていた。
廃墟好きの助役の触手には触れないようだった‥
でも、僕らが眺めていると廃墟マニアが来てしきりに写真を撮っていて、ソレを見て満足そうにしていた

そこそこWebで紹介されている岩窟ホテルを見たけど、営業している時代を知っているモノは無くチョッと誇らしい感じかな？
当時の写真探せば出てくるだろうけど‥^^

【参考資料】カッパドキアの岩窟ホテル