牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

災害と情報に想う

帰宅して、テレビの電源を入れて「ん?」
津波警報が発令されているらしい。

車を運転している時には、ほぼi-podでなんか聴いて居るから即効性のあるニュースは聞いていない。
木曾に住んでいた時などは、NHK長野なんかでR19の事故情報とかなかなか有難かったものだ。

気象業法では市町村長は住民に周知させる規定なんかがあるので、有線放送とか広報車とかで災害の予告放送なんかがあるんだろうか?
此処でも最近は「熊が何処何処に現れた」って放送をしているらしいが、何も聞き取れない。
物音がして、玄関を開けたら熊が居ても不思議ではない(^_^*)

昔、神奈川県の丹沢山系の玄倉川で豪雨の中キャンプをしていた家族が増水した河川に流される事故があったけど、コレは自然災害の様に報道されていたけど、上流のダムの放流による人災だったと言っていいだろう。確かにキャンプ指定地域で無かっただろうが、放流する事でナニが起こるか河川を管理している者には判っていたはずである。「広報車で警告したけど、避難しなかった。から」って河川管理者は言っていたと思うけど、れっきとした取り残し殺人だ。
マスコミもそっちの切り口で報道は全くしていなかった。
困った家族が河原でキャンプをしていたからだ。って見方ばかりだ。(だった。)

思えは、一昨年の新潟県中越地震の時には、丁度長野県内で車を運転していてラジヲを聴いていた。
すかさず実家と助役に連絡し無事を確認。その数分後からは携帯電話等は繋がり難くなった。らしい。
ラジオで被災者の名前をひたすら呼ぶ番組が続いたのを覚えている。

去年のお盆休みに東北地方を襲った地震の時には、プールの屋根とかが落ちて被害者が出たみたいだけど、僕と助役は秋田駒ケ岳を登山しており、登山中でも判るくらいの揺れで助役は怖くてべそをかき、ラジオを持っていなかったので、携帯電話とi-modeで情報収集した。(けど繋がらなかった)

サリン事件の時には近くで働いていた。会社の車にはAMラジオしか付いていなかったので直ぐ何処で何があったのかは判った。けど、マスコミも異臭がナニで誰が起したのかはもちろん判らなかった。けど、

阪神大震災の時には、朝ラジオを聴いていて大きな地震があったって聴いた。テレビを見て高速道路の高架が倒れていて驚いた。午後になって火事が広がってビックリした。
僕の友人は、須磨区に友人が居るからって翌日出掛けて行った。僕は仕事で首が回らず、義援金って形で支援をさせて貰った。

北海道の奥尻島での地震の時には夜だった事もありテレビ画像も何もない。島との連絡もとれない。
友人の嫁の故郷でもあり、チョッと心配した。

日航機墜落時、これまた情報が錯綜していた。
翌朝まで行方不明で何処に墜落したかも判らなかった。

“知らなければならない情報は自ずから耳に入ってくる”って言う信念があるのだけど、知らないと命を落とすかも知れない情報もある。

真実は一つだけど、まだまだ正しく早く報じられる事は少ない。多分に放送者の意図で捻じ曲げられてしまう。

自国の沿岸の心配ばかりしているけど、千島の海岸線や住民は大丈夫なのだろうか?
津波警報も注意報に格を下げられたみたいだけど、明朝に明るくなってから事実が伝わってくるだろう。