牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

火事場視察 “騒然”とは‥

《つづき‥》
ドウしよう‥、って言ってもコッチを通らないと帰れない‥?
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道端で煙を見上げる人々‥。 消防作業に邪魔にならない様に支所の駐車場に停めて徒歩で接近‥

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既に地元管轄の消防署が消火活動をはじめている。屋内で炎が見え、黒煙がモクモク‥

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県警が2~3人、地元テレビ局も早くも取材開始‥もしかしたら地域CATVかも‥

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屋外に炎が廻り隣の家屋に襲い掛かります。電線の被服樹脂がバチバチと燃えてます。この辺りは停電?

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あんな炎の下で‥アノ消防員危ないっ!ってハラハラです。本人には壁の向こう側の炎の渦は判りません

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他の消防署員も退避させないから左程危険でないのかな?って廻り込んだら向こう側でも隣接家屋への延焼を防ぐ為に放水をしているヒトが居る‥。コレでは同じ公務員でも危険手当とか退職金が沢山でも、後々に叙勲とかあってももっともなのかな?って‥
また、この時点では内部に誰か居るのか判らないけど、2階の窓から「助けてぇ~」とか呼ぶヒトが居たらドウなのだろう?アノ火炎の中では10mと近寄れないだろうし‥

ボクは“もしも‥”ってイロイロ考えを寄せて突っ立っていたけど‥
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ナニを想ってこの状態を見ているのか多くのヒトが‥3割程のヒトが携帯等で写真を収めているし‥

そのうち他の地区の消防の応援が続々到着し、ホースが張り廻れされ傍観者は縄跳びみたいにジャンプ‥イメージ 10 イメージ 14
2インチホースでドバドバと放水が始まってやっと“焼け石に水”状態から鎮火方向へ‥
アノ壁を崩して放水した方が直接消火になるだろうに‥ってヤキモチしながら手に汗握る。
家のヒトにとっても壁が残って“半焼”となるより綺麗に“全焼”になった方が始末がいい‥
けど、この春の強風の中で“明暦の大火”状態になったらボクんちも危ない‥
昔の火消しは奉行所直轄でバシバシ家屋を崩せたけど、現代では下手すると家主に「必要以上に壊した」なんて言われかねないのかもしれない‥かな?

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コウいった被災者と作業者と傍観者の生命の危険がある現場で指揮命令系統は‥ってホワイトボードを覗いたけど、なんだか良く判らなかった‥

イメージ 17ボクも今日中にイモを植えたいので、帰宅したけど街は煙に巻かれて喉が痛い状態‥
こんな距離なら大丈夫かと思って作業再開‥
その後のラジオのローカルニュースで全焼3軒
84歳の独り暮らしの男性が遺体で見つかったそうです。
御冥福をお祈りします‥
ラジオでアナウンサーが「付近は一時騒然としました‥」と常套句を並べていたけど、初めてソノ“騒然”という状態を感じるコトが出来た‥

この街は木材と土と紙で造られた建造物が多く残っており、有事を考えて生活せねばならないコトを痛感したし‥
また、消防車が入れない狭細路や入口が火事になったり建物崩壊したら脱出出来ない袋小路が多過ぎるよね‥
まぁ、ボクらはソレを知ってて引っ越して来ているんだけど‥

【参考】
そんな今回は目を見張る仕事捌きだった地元消防署だけど、5年前にはチョッとこのヒト達大丈夫?ホントに僕らを守ってくれるの?って感じた出来事があった‥ 地区の防災訓練で不信感?
訓練に来たらそれ以上のコトはしない完璧な指揮系統に脱帽でした‥